918スパイダー 再び世界は衝撃を受ける!
掲載 更新 carview! 写真:Kimura Office
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注目のプラグイン・ハイブリッド・システムは、ル・マン24時間レースやALMS(アメリカ・ル・マン・シリーズ)などに参戦するRSスパイダーで実績のある3.4リッターV8をベースに改良を加えた自然吸気の4.6リッターV8エンジンと、ふたつの電気モーターで構成されている。
レブリミットが9000rpmという超高回転型4.6リッターV8は、ドライサンプ式オイル潤滑システムやプラスチック製スカベンジポンプ、チタン製コネクティングロッド、低圧キャスト成型のクランクケースおよびシリンダーヘッド、高張力スチール製クランクシャフト、極薄の合金製エグゾースト・システムなどを採用し、軽量化と高出力化を図っている。また他に類を見ない短い排気管により低背圧を実現する上方排気システムを採用した結果、570hpを超える最高出力を達成した。排気量1リッターあたり約125psという高出力は、カレラGTの106ps/リッターを大きく上回る。
このV8エンジンにはデカップラーを間に挟んで最高出力90kW(122ps)の電気モーターが組み合わされる。V8エンジンと電気モーターの駆動力は7段デュアルクラッチ式ATのPDKを介してリアアクスルに伝えられる。このPDKは、911ターボ用をベースに改良が加えられたもので、低重心化を目的に上下180度ひっくり返した状態で搭載されている点が特徴で、911と同様に低負荷走行時にクラッチが自動的に切れてニュートラル状態で走行するコースティング機能を備えている。
もうひとつの電気モーターはフロントアクスルに備わる。最高出力は80kW(108ps)で、固定ギアを介してリアアクスルとは独立して前輪を駆動するが、高速走行時にオーバーレブを防ぐために自動的にホイールから切り離すデカップラーを備えている。この結果、RSスパイダーは前後の駆動システムの合計で最高出力770ps、最大トルク750Nmという性能を達成した。
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