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VW・SUVで、わたしをスキーに連れてって!

■スキー場が近く感じる

冬晴れの週末。都内から長野県・白馬村に向け、トゥアレグV6を走らせた。目的地の八方尾根スキー場まではおよそ260km。純正ナビ「RNS 510」で渋滞情報をチェックし、真っ赤に点滅している関越道ルートを避けて、中央道ルートをひた走る。

アップダウンとコーナーが連続する中央道。ここでトゥアレグV6は、高級サルーンのような快適性と安定感を発揮。3.6リッターV6の勇ましいサウンドはちょっと大袈裟かなと感じるものの、2トンを超えるヘビー級のボディを易々と加速させる。

ここで注目しておきたいのが燃費性能。カタログ燃費(10・15モード)は6.9km/Lだが、高速走行中心とはいえ3人乗車で実燃費は8.0km/L以上をマーク。VW車はカタログ燃費と実燃費の差が小さい(状況によっては上回る)ということを改めて実感した。

雪道を想定して足元にはブリザックDM-Z3を装着していたのだが、温暖化の影響か、はたまた除雪が行き届いているのか、残念ながら雪道には遭遇できず…。冬タイヤは将来的に、スノー&アイス性能を追求した豪雪地ユーザー用のスタッドレスタイヤと、スノー性能を向上させた都市部ユーザー用のオールシーズンタイヤといった具合に、住み分けされていくのかもしれない。

それにしても「1000円」という高速料金の表示は、何度見てもちょっぴり嬉しい。

■何があっても大丈夫!

今回行われた「VW スノードライビングエクスペリエンス」は、VWとして初の一般ユーザー向けの雪上試乗会。VW関係者もスキー客がわざわざ試乗するのか?と不安があったようだが、蓋を開けてみれば予想以上の大盛況。試乗枠はみるみる埋まってしまった。クルマ離れが叫ばれて久しいが、まだまだクルマも捨てたもんではないと感じられた喜ばしい出来事だった。

真っ白な雪に覆われた特設コースでは、スラロームやモーグルバーンを「トゥアレグ&ティグアン」で疾走。自慢の4WDシステム「4XMOTION(フォーエックスモーション)」やESP、余裕のアプローチアングルなどのおかげで、苦もなく悪路をねじ伏せていく。いざとなれば水深580mm(トゥアレグ・エアサス装着車)の川を渡り、スキーのジャンプ台のような傾斜も駆け上がるという実力は、まさに道なき道を行くSUVの醍醐味だ。

■スキー板にも回生システム!?

八方尾根スキー場には、兎平(うさぎだいら)と呼ばれるコブ斜面があり、女子モーグルの上村愛子選手らトップスキーヤーを輩出した場所としても知られている。

今回はここで「HEAD」の2011年モデルにも試乗。現在開催中のバンクーバー冬季オリンピックでは、HEADのマテリアルを装着した選手達が、ダウンヒルやスーパーGといったアルペン競技でメダルを量産中だ。

そしてHEAD・2011年モデルの目玉は、「KERS(カーズ)」。そう、昨シーズンのF1に採用されて話題となったあのKERSだ。といってもF1のKERSのようにブーストボタンがあるわけではなく、ターン中の板のしなりや振動を内蔵のチップに蓄え、ターン後半に放出することでテール部を硬化させて、爆発的なターン後半の伸びを実現するというシロモノ。その効果は、ぜひ試乗して確かめてほしい。

夜には40回目を迎えた「火祭り」が行われ、トゥアレグ&ティグアン、八方尾根のインストラクター達が、白銀に華麗なシュプールを描いた。

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