新型イヴォークは走りと質感もレンジローバーらしくなった。オススメはディーゼル、日本では車幅に注意
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
“よりレンジローバーらしさが増した”というのが、新型「イヴォーク」を見て触れて乗ってみての結論。それはつまり、同社の上級モデルが持つ「レンジローバー」ならではの豊かで贅沢な乗り味走り味や、そこから生まれる独自の世界観を新型イヴォークも手に入れたということだ。
レンジローバーのラインアップでもっともコンパクトなモデルであるイヴォークは、2010年に3ドアの衝撃的なクーペボディでお披露目され、2011年に通常の5ドアも伴って発売された。どちらかといえばデザインコンシャスな1台であり、エレガンスの中にも硬派なクロカン4WDテイストが漂うレンジローバー・ファミリーの中では、もっともSUV的な存在でもあった。
それが新型では変化した。 もちろんデザインコンシャスな部分はこの新型でも受け継がれる。先に登場した「ヴェラール」が採用する新世代デザインのテイストを、これまでのイヴォークのデザインと融合したことで、造形自体に深みや奥行きが出てきた。これまではどちらかといえば2D的だったデザインが、基本骨格がより逞しくなったことで3Dになったという感じだ。
新型イヴォークは99%が新設計されており、先代と共用しているのはドアのヒンジのみだという。基本骨格に関しても、新たにプレミアム・トランスバース・アーキテクチャ(通称PTA)を採用。ボディ剛性向上や軽量化に寄与すると共に、最近の自動車としてはもっとも重要ともいえる電動化に対応したのが特徴だ。
今回採用したMHEV(マイルドハイブリッド)はもちろん、今後はPHEV(プラグインハイブリッド)も追加予定で、リチウムイオンバッテリーやその他のユニットを収納するスペースがあらかじめ確保された構造となっている。このため床下にバッテリーを抱えつつも、キャビンやトランクが狭くなるなどの影響が出にくい。先代モデルと比べると3サイズは同じでありながら、ホイールベースは21mm長くなり、ニールームも20mm広がっている。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
過酷すぎる走行テストを経て「ディフェンダー・オクタ」7月3日発表へ!プレビューイベントも開催予定
新型「ミニ・エースマン」世界初公開! 第3の“新世代ミニ”は 全長4.1mの電動5ドア・クロスオーバーで登場
マツダが新型“最上級セダン”「EZ-6」世界初公開! 光るグリル&半円4連テール&超豪華内装がカッコイイ! 斬新すぎる「マツダ6後継機!?」中国に誕生
そろそろTシャツの季節! ホンダファンにはたまらん歴代シビックのイラストTシャツはいかが?
ガソリン代が高いからって寒いのをガマンしても得なし! クルマのエアコン「暖房オフ」は燃費にほぼ効果がなかった
使い勝手の良さを兼ね備えたアーバンSUV! ホンダ「ヴェゼル」がマイナーチェンジ
国産車初の電動メタルトップは駄作? なんで窓枠が残るのよ! 世にも不思議な[ソアラエアロキャビン]は今が底値!
ヒョンデの高性能EV『アイオニック5N』が日本上陸! 特別仕様車の予約開始
「えっ?」メルセデス・ベンツの最新「Gクラス」は4モーターで“戦車みたいな旋回”を実現!? 実車との初対面で実感!「G580EQ」はすべてが驚異的
ホンダが「新型SUV」正式発売! “SUV×セダン”融合させたデザイン採用!? ヴェゼルと違う「e:N」、中国に
三菱 ASX 改良新型…デザイン刷新&機能強化
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト