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GSの後を継ぐ新型レクサスESに試乗。必要なのは強力な個性だ

不満はないが独自の強力な個性を発揮できていない

この時代にも、いやこういう時代だからこそセダンを求める層は確実に居る。彼らはコンサバとも言えるかもしれないが、多くはクルマへの思い入れが強いユーザー達に違いない。

そういう観点で新型ESを見ると、スタイリングは見映えがするし、室内は広い。走りもそれなりに軽快で、それでいて安心感が高い。LS同様、最新のプリクラッシュセーフティシステムや、レーダークルーズコントロールとレーントレーシングアシストを組み合わせたレクサス コドライブといった先進安全・運転支援装備も備わるといった具合で、総じて大きな不満はないのだが、しかし独自の強力な個性を発揮できているとまでは言い難いというのが率直な印象だ。強力なジャーマンスリーをはじめとするライバルと戦うには、あるいは現GSユーザーだったり、サイズアップしたLSに躊躇している人に選んでもらうにしても、今ひとつインパクトを欠く感は正直言って否めない。

実は新型ES、海外向けにはV型6気筒3.5Lエンジンを搭載する「ES350」も設定されている。こちらも試してみたら、自然吸気V型6気筒の吹け上がり、8速ATのステップ変速の心地よさに、欠けていた部分が埋められたような気分になった。燃費はお世辞にも良くはないが、代わりに得るものが大きければ、そこまで気にしないオーナーは少なくないはず。是非、こちらの日本導入も検討してほしい。

また、現時点では未設定の4輪駆動モデルも、やはり必須だろう。それらの展開も含めて、どうやって既存の、あるいは新規のユーザーにアピールしていくのか。スタイリングに負けない大胆、そしてしなやかな戦略を期待したいところだ。

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