GSの後を継ぐ新型レクサスESに試乗。必要なのは強力な個性だ
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:トヨタ自動車
この時代にも、いやこういう時代だからこそセダンを求める層は確実に居る。彼らはコンサバとも言えるかもしれないが、多くはクルマへの思い入れが強いユーザー達に違いない。
そういう観点で新型ESを見ると、スタイリングは見映えがするし、室内は広い。走りもそれなりに軽快で、それでいて安心感が高い。LS同様、最新のプリクラッシュセーフティシステムや、レーダークルーズコントロールとレーントレーシングアシストを組み合わせたレクサス コドライブといった先進安全・運転支援装備も備わるといった具合で、総じて大きな不満はないのだが、しかし独自の強力な個性を発揮できているとまでは言い難いというのが率直な印象だ。強力なジャーマンスリーをはじめとするライバルと戦うには、あるいは現GSユーザーだったり、サイズアップしたLSに躊躇している人に選んでもらうにしても、今ひとつインパクトを欠く感は正直言って否めない。
実は新型ES、海外向けにはV型6気筒3.5Lエンジンを搭載する「ES350」も設定されている。こちらも試してみたら、自然吸気V型6気筒の吹け上がり、8速ATのステップ変速の心地よさに、欠けていた部分が埋められたような気分になった。燃費はお世辞にも良くはないが、代わりに得るものが大きければ、そこまで気にしないオーナーは少なくないはず。是非、こちらの日本導入も検討してほしい。
また、現時点では未設定の4輪駆動モデルも、やはり必須だろう。それらの展開も含めて、どうやって既存の、あるいは新規のユーザーにアピールしていくのか。スタイリングに負けない大胆、そしてしなやかな戦略を期待したいところだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
サンルーフが壊れて閉まらない……のに雨が降ってきた! そんな悪夢の事態に対応すべく手動の開閉機構が付いているって知ってた?
ポルシェ施設にドゥカティサウンド響く!? 世界初の試み、新旧240台のドゥカティが木更津をイタリアに変えた日
FIA F4で車両トラブルが多発、第2戦は多くのエントラントが出走見送る事態に。GTAが状況を説明
読者投票1位のトヨタ「ハイエース」は、リムに載ったフェンダーが大迫力! 細部まで抜かりないカスタムの小技をお見せします
ルクレール、スプリント予選2番手獲得に「ホッとした」レースペース全くの未知で勝負へ|F1マイアミGP
阪高神戸線の渋滞に効く!? 名神接続の「名神湾岸連絡線」に期待と心配の声 計画どこまで進んだ?
ニューウェイ離脱でフェルスタッペン陣営は動くのか。父ヨスは移籍の可能性を否定せず「何が最善かを見極めることが必要」
小麦の風味と野菜の天ぷらに感嘆 平日から満員の『本手打うどん庄司』へ 「うどん共和国」埼玉県
熱き昭和のホンダ車が集結…第3回ホンダクラシックミーティング
[インプレッサWRX]を買うなら今!!! 2000年以降スポーツカーの生産が減った意外なワケ
「HondaGO BIKE MEETING 2024」は【6月2日もてぎ】で開催!ホンダファンなら誰でも参加OK!
35歳以下限定のイベント「YOKOHAMA CAR SESSION ~若者たちのカーライフ~」で感じた”若い世代がつむぐクルマ趣味の未来”
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?
【セダン好き集合】北米新型「カムリ」本国価格発表 かっこよすぎ…日本でも売って欲しいぞ!
【実車を見てきた!】アウトドアなクラウン「ランドスケープ」新型展示イベントに登場!
【目からウロコ!】ランクル250が注文できなかった人へ、次の一手は何をするのがベスト?
【日本人は知らない】超高級車に超実用車! 成功が見えてきた新顔「アメリカンEV」の世界を紹介
【ついに乗ったぞ!】「ランクル250」オフロード試乗 プラドからの進化、300との違いを実感!
欧州高級ブランドより200万円は安そう! 夏発売「クラウンエステート」の絶妙な商品力に注目
高級ミニバン「LM」が苦戦!? “大本命”6人乗り1500万円“バージョンL”が5月に登場か
【ホットハッチは好きですか?】ポロGTI生誕25周年モデル登場 227台限定で486万円