ボルボ T4、ポールスターで走りはどう変わる?
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:小林 俊樹
「角張ったスタイルの安全で実用的なクルマ」という従来のボルボらしさは、他のプレミアムブランドにはない独特の味わいをもたす一方で、「イケてない」と感じる人も少なくなかった。しかし、いまやそんなイメージは過去のものとなった。現在のボルボは、高い安全性と魅惑的なルックス、質の高い作り込みをリーズナブルな価格で提供するプレミアムブランド、というイメージを確立することに成功した。そのことをはっきりと物語るのがV40シリーズの大ヒットだ。
とはいえ、もしボルボが従来のイメージのままいきなりV40を出しても、あまりに唐突すぎてこれほどの大ヒット作になったかは疑わしい。ブランドイメージの刷新とは一筋縄でいくものではない。やり方を間違えると従来のファンからは逃げられ、新しいファンも獲得できないという最悪の結果をもたらす恐れがある。その点、ボルボのブランド戦略は本当に巧みだった。新しいチャレンジが比較的受け入れられやすいジャンルであるSUVに新世代ボルボの第一弾であるXC60を投入。そこを突破口に、S60/V60シリーズにも新世代のエッセンスを鮮やかに注入してきた。そう、V40が素晴らしいスタートダッシュを決めた背景には、XC60、S60/V60という優秀な露払いの存在があったというわけだ。
今回試乗したのはS60 T4 Rデザインの「ポールスター・パフォーマンス・パッケージ」装着車。内外装や足回りをスポーティに仕上げたRデザインの1.6リッター直4ターボにコンピュータチューニングを施し、最高出力を約10%、最大トルクを約20%向上した特別なモデルだ。ここで注目なのは「パフォーマンス・パッケージ」という呼び方。購入時はもちろん、購入済みのモデルにもパフォーマンス・パッケージを組み込むことが可能で、なおかつ組み込み後もノーマルモデルと同じ保証やメンテナンスを受けられる。価格は20万円。果たしてそれに見合う効果があるのかどうか、早速試乗してみよう。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
レクサス新「LX」発表! メーカー初「“頑丈な”画期的ハイブリッド」搭載! 新仕様「オーバートレイル」も注目の“最上級SUV”3月24日発売!
[15秒でわかる]ダッジ『チャージャー』新型…アメ車でも雪道OK! EV化した実力
[アコード]に負けない人気があったホンダ[トルネオユーロR]
モデューロパーツ装着車が200台以上も集結した圧巻の光景! ファンの愛しか感じられない「Modulo THANKS DAY 2025」の熱気がヤバイ
【インド】“超スポーティ”なスズキ新「スイフト」登場! ド迫力「リアウィング」に精悍エアロ採用で超カッコイイ! 伝統を祝う「チャンピオンズコンセプト」印国で披露
メルセデスベンツの主力『GLC』、次期型プロトタイプの写真公開…初のEV設定へ
家からポチでエアコンが利いて乗り込むときには「快適車内」! でも人が居ない状態でエンジンかけっぱの「リモコンスターター」って違反にならないの?
ボルボ、新型EVセダン『ES90』正式発表…800Vテクノロジー初採用で航続700km
ミシュラン、MotoGPタイヤ供給終了はなぜ? 「他クラスへの拡大に興味はなかった」
2025スーパーフォーミュラ開幕! 最初のフリー走行は野尻&岩佐のTEAM MUGENがワンツー。ルーキー最速は3番手フラガ
夏タイヤで雪道で立ち往生→そのまま放置!?「除雪の支障になります!」国交省が緊急警告…SNSでは「免許?奪でいい」「だから通行止めになるんだよ」怒りの声も
ホンダ公認、「ウィングマーク」入りの折りたたみスツール登場
「左折時にやたら右に膨らむ」「夜ライトをつけない」みたいなクルマに遭遇した時どうするとよいのか?
【素朴なギモン】“車両保険”は必要か否か?加入するかどうかの「なるほど!」な判断基準を解説
レクサス「LX」改良。“鉄壁の新ハイブリッド”搭載、1450万円~…「オーバートレイル+」、“松山英樹仕様”も
【ミツオカがまたまたやった!】終売決定のカローラフィールダーを“魔カスタム”でリバイブさせた「リューギワゴン」特別仕様車が限定爆誕
ホンダ「WR-V」一部改良。鳴り物入りのコスパ王に“テコ入れ”が必要になった理由とは?
【新型公開】最新BMWデザイン採用「2シリーズグランクーペ」発売。日本の道路にちょうどいいサイズ
【日本車か外車か問題】“輸入中古車評論家”を自称していた自動車ライターが「欧州車崇拝」をやめた理由
【あの頃、あいつは峠で神となった】2代目「CR-X」 “ホンダの元気”を象徴したコンパクトホットハッチ
アウディ新型「A5」発売。“A4の内燃機関モデル”を統合、代名詞“シングルフレームグリル”はどう進化?599万円から
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!