ハイスペックMINI、JCWをサーキットで一気乗り
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:菊池 貴之
まず試乗したのは、ロングホイルベースシャーシを使い、広い室内空間を確保するクラブマンをベースにしたJCW。
ボディタイプに関わらずパワートレーンはJCWモデル全て共通。最大出力184ps・最大トルク240Nm(オーバーブースト時260Nm)を発揮するクーパーSのエンジンをベースに、ターボタービンに加えてピストンやシリンダーヘッドなどエンジン本体にも手を加えることで出力・トルク共に強化。数値的には最大出力で27psアップの211ps、最大トルクでプラス20Nmの260Nm(オーバーブースト280Nm)という、MINIのコンパクトサイズのFF車としては“じゃじゃ馬感”が発生しやすいギリギリの動力性能といえる。
組み合わされるトランスミッションは6速MTのみで、これもまたクラッチを含めてエンジン出力向上に合わせて強化されている。他にも専用4ポットキャリパーのフロントブレーキ採用や、強化スプリングやスタビライザーなど足回りも専用に仕立てられている。
それにより、ロングホイールベースの特徴を活かして穏やかな乗り味を持つクラブマンでも、その走りは爽快。
また最大トルクが20Nmアップした効果で、ボディの重さを感じることなく、コーナーからも気持ちよく加速する。また深夜の住宅街では若干気を使うだろう野太い排気音が刺激となり、加速時の気持ち良さを助長する。また足回りの強化により、曲がり出してからは安定した姿勢でとことん曲がるロングホイルベースのクラブマンが持つ唯一の弱点“ハンドルの切り出し”に対して、旋回姿勢が決まるまでのタイムラグがほぼ皆無の状態になり、意のままに曲がる感覚が強まっているのも魅力だ。それでいて限界時のタイヤの滑り出しが穏やかでコントロール性に優れるなど、スポーティドライブを誰でもとことん楽しめる特徴を持っている。
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