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ガヤルドLP570-4・SL、超ダイエットの効果は?

もっとも軽いランボルギーニ

2008年、ガヤルドがビッグマイナーチェンジを受けて「LP560-4」と名を変えて以来、オープンエアの楽しみを提供する「LP560-4スパイダー」、後輪駆動の限定モデルである「LP550-2バレンチノ・バルボーニ」とバリエーションを広げてきた。そして、今回登場する「LP570-4スーパーレジェーラ」でほぼラインナップが完成する。

ガヤルドという車名のあとに続く数字が微妙に違うのには、理由がある。「LP」は縦置きミドシップ(=Longitudinale Posteriore)を意味するイタリア語に由来し、続く3桁の数字は最高出力を表わす。ノーマルの560psと比べて、スーパーレジェーラでは8000rpmという高回転で最高出力570psを発揮する。そして、「-4」は4輪駆動を意味する。

実はエンジンに関して言えば、マネージメントの変更により、最高出力を10ps高めている以外、ほとんどノーマルと変わらない。5.2リッターの排気量と90度のバンク角に変更はない。ドライサンプ潤滑システムや可変バルブタイミング機構、吸気側に可変マニホールドを備える点も、ノーマルと同じだ。

ただし、スーパーレジェーラ=超軽量と名乗るだけあって、ボディに関しては大幅な軽量化が施されている。ノーマルの1410kgというボディ重量でも4345mm×1900mm×1165mmのスリーサイズの割りに軽いが、LP570-4スーパーレジェーラではリアスポイラーの装備で全長が4368mmに延長されても、さらに70kg軽量化されている。

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