新型マークX、“プラスエム”の価値に肉薄!
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:齋藤 正
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:齋藤 正
肝心の走りである。今回乗ったのは18インチタイヤモデルと、19インチタイヤモデルで、最初に乗ったのは19インチ。明らかに違うのは出足だ。今回「+M」仕様が設定されたのは、最高出力318psで最大トルク38.7kg-mの3.5リッターV6エンジン一本だが、パワーが42馬力も上がって360psになっただけじゃない。トルクは12.1kg-mも上がって50.8kg-mとなり、発生回転数は1500回転も下がってわずか3200rpmで発生する。要するに実質的パワー感はほぼ1.5倍であり、それをいきなりすぐ体感できる。
特に今回の仕様は、以前あったモデリスタ製スーパーチャージャーとは違い、ユニットを断続するマグネットクラッチがなくなり直結しているからタイムラグがほぼない。アクセル踏みはじめ、1000rpmちょいからスーパーチャージャー独自の「ウゥーン」というサウンドと共に1.5倍増しパワーを体感できる。これは分かりやすく衝撃的だ。特に今回のサーキットはストレートが短く、ちょっと走るとすぐにブレーキを踏んで立ち上がるシーンが多かったので、非常にイージーに楽しめた。
それと悪くないのはブレーキだ。エンジンだけパワーアップして、ブレーキも“パワーアップ”しないのは愚の骨頂で、今回キャリパーやディスクには手を付けなかったが、効きやタッチに関わるパッドは交換しており、モデリスタ側によるとトータルで5種類試したようで、それなりに食いつきのいい、しかし必要以上にゴリゴリしたタッチのものでないのが装着されていた。
一方足回りは、ダンパー、スプリント共に現行スペックの2割程度強化されたものが使われており、残念ながら一般道での乗り心地はわからなかったが、コーナリング中のロールなどは適度で、特に19インチの方がシャープで楽しかった。
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