あなたの知らないマークX、二つの個性に注目
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
スペックを超えた操る愉しさ…まさにトヨタ モデリスタの真髄を注入した一台が、マークX“+M(プラスエム) スーパーチャージャー”だ。
専用Vバンクカバー内に収められた心臓部には、専用スーパーチャージャー&専用ECUを搭載。最高出力360ps/6400rpm、最大トルク50.8kg-m/3200rpmという数値は、ベース車の「マークX 350S」のそれ(318ps/6400rpm、38.7kg-m/4800rpm)を大きく上回る。最大トルクを発生する回転域からも明らかなように、より低い回転域から湧きだす豊潤なトルクが、胸のすく加速を実現。独特のかん高いエグゾーストノートも、スポーツマインドを刺激するだろう。
さらに足回りもスポーツサスペンションで強化。コーナーでの踏ん張り感と滑らかな乗り心地をバランスさせている。また約20mmローダウンされた低重心スタイルも相まって、よりスポーティな身のこなしを体現する。グレードアップした走りとは裏腹に、さりげなく個性をアピールするのが、専用エンブレムの“+M”と“SUPER CHARGER”。撮影車にはさらに、MODELLISTAエアロキット(フロントスポイラー/サイドスカート/リヤスパッツ:11万5500円)などが装着され、鮮烈な印象をさらに高めている。
ただそこに佇んでいるだけで走りを連想させる…それがマークX “ヴェルティガ”だ。
イメージしたのは、荒野を駆ける野生動物。専用エアロバンパー&グリルが奢られたフロント周りは、躍動感と路面を鷲づかみする力強さを表現。横一文字のアッパーグリルには、専用エンブレム“Vertiga”が光る。フォグランプ周りもメッキ加飾が施された。また専用サイドスカートが流麗さを、ブラックアウトされた専用リヤスカートが軽快感を強調する。
スポーツマインドが充満したダイナミックかつ精悍なフォルムからは、国籍不明ともいえる独特のオーラが醸し出されている。
トヨタ モデリスタが放つ特別なマークXなら、ハイブリッドカーや電気自動車では味わえない“走りの愉しさ”や“カスタマイズの愉しさ”が存分に味わえるだろう。
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