i8スパイダー 北京モーターショーで公開!
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
4月23日から北京で開催されるオートチャイナにはi8クーペをベースにした2シーター・オープン・モデル「i8スパイダー」が公開される。このi8スパイダーはi3そしてi8クーペに続く3番目のバリエーションである。
サイズは全長4480mm、全幅1955mm、全高1208mmそしてホイルベースは2650mm、すなわち後部座席を取り除いた分2+2のi8クーペよりもホイルベースが150mm、短く、ボディ全長も152mm短くなっている。また当然ながらルーフも切り取られているので高さも72mm低くなっている。その結果プロポーションには緊張感が生まれ、スポーツカーに相応しいダイナミックな印象を与えている。またリアには底は深くないがトランクルームが誕生し、このモデルではエレクトリック・キックボードが搭載されている。
2010年からBMW iのチーフ・デザイナーを努めるベノワー・ヤコーブ(Benoit Jacob)はこのi8スパイダーを前にまずiのデザイン・コンセプトから説明を始めた。彼のデザイン・チームはBMWのサブ・ブランドとして「i」を立ち上げるに当たって毎日、毎時間、毎分のように質問を投げ掛け続けてきたと言う。「サブ・ブランド?」「未来のプレミアム?」「クリーンとは?」「インテリジェント?」「新素材?」それはすべてが新しかったから故の生みの苦しみだったのである。そして最終的に夢(Vision)と情熱(Fascination)の融合である「iデザイン」がカタチとなっていったのである。
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