ポルシェ カイエンGTS 北京でワールドプレミア
掲載 更新 carview! 写真:Kimura Office
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ポルシェAGは、4月23日に北京で開幕するオートチャイナ2012において、新型カイエンGTSをワールドプレミアする。
カイエンGTSは、カイエンSをベースにパワートレインやシャシーに専用のチューニングを施して、一層スポーティな走りを実現したモデルである。先代(タイプ957)にも2007年に設定されたこのモデルは、そのSUVらしからぬ硬派な走りで人気を博した。
新型も先代と同様に、カイエンSの4.8リッターV8をベースに、最高出力を20psアップの420psまで引き上げた専用チューンのエンジンを搭載する。トランスミッションはオート・スタート・ストップ機能を備えた8速ティプトロニックSを組み合わせる。0-100km/h加速は5.7秒で、先代の6速MT車より0.4秒短く、現行のカイエンSを0.2秒凌駕している。最高速度は261km/hだ。一方、これほどの俊足ぶりでありながら、NEFZ(新ヨーロッパ走行サイクル)における燃費性能は10.7リッター/100km(日本式に表記すると9.3km/リッター)と良好である。
シャシーも専用チューニングで、足まわりが引き締められるとともに、カイエンSと比較して車高が24mm低められている。また電子制御ダンパーシステムであるPASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム)を標準装備する。ポルシェはその走りを「まさにスポーツカーのようにダイナミックで俊敏な走り」と表現している。
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