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ホンダ「アクティ トラック」はもうすぐ生産終了。強みは独特の駆動方式

積載性能は若干ライバル優位だが

carview!ではさまざまなモデルの情報が掲載されていますが、マーケットで人気があるにもかかわらず、なぜか情報の掲載が少なかったモデルもありました。今回は、そんなモデルのひとつであるホンダ「アクティ トラック」をピックアップします。

アクティ トラックは、ホンダが1977年から販売を続けている軽トラック。現在は、2009年12月にデビューした4代目が新車として販売されています。

今、日本で販売されている軽トラックはこのアクティ トラックのほかにスズキ「キャリイ」とダイハツ「ハイゼット トラック」、およびキャリイとハイゼット トラックのOEM供給モデルがありますが、どのモデルも「軽自動車規格」という限られた枠のなかで最善のスペース効率を目指しているだけあって、荷台長1940mm×荷台幅1410mmという数字は各車とも同じです。

しかし2013年デビューの現行型キャリイと2014年デビューの現行型ハイゼット トラックに対し、現行型アクティ トラックは2009年デビューといささか設計が古いため、荷台前面パネルからリアゲートまでの「荷台フロア長」は、競合が2030mmであるのに対してアクティ トラックは1940mmと、90mm短くなっています。

そのため、積載可能なみかんコンテナ(長さ520mm×幅365mm×高さ310mm)の数が競合2車の54個に対し、アクティ トラックは52個。誤差の範囲といえば誤差の範囲ですが、若干ライバルが優位です。

さらにトランスミッションも、競合のキャリイとハイゼット トラックは4WDモデルでもATが選べるのに対し、アクティ トラックでATが選べるのは2WDのみですので、このあたりも設計の古さを感じさせる部分です。

次のページ>>ライバルとの大きな違いは駆動方式

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