軽バン2大巨頭の一つ、ダイハツ「ハイゼット カーゴ」の強みとは?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:ダイハツ工業 143
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:ダイハツ工業 143
carview!ではさまざまなモデルの情報が掲載されていますが、マーケットで人気があるにもかかわらず、なぜか情報の掲載が少なかったモデルもありました。今回は、そんなモデルのひとつであるダイハツ「ハイゼット カーゴ」をピックアップしたいと思います。
ハイゼットカーゴは、スズキ「エブリイ」と人気を二分する軽商用車(いわゆる軽バン)の草分け。その初代が登場したのは1961年のことで、現在は2004年12月に発売された10代目が現行モデルとして販売されています。
2004年発売というとずいぶん古い感じがしますが、実際は2017年11月に大規模なマイナーチェンジを受けています。
このマイナーチェンジではフロントグリルやヘッドランプなどのデザインが変更されたのですが、もっとも大きなポイントは「先進安全装備」が強化されたことでしょう。
ダイハツの衝突回避支援システム「スマートアシストIII(以下スマアシIII)」がまずはAT車の多くに標準装備され、翌2018年12月からはMT車にもスマアシIIIが設定されました。
さまざまな機能から成るスマアシIIIですが、メインは衝突回避支援ブレーキ機能。これは先行車との危険性が高まった際に緊急ブレーキが作動し減速するもので、「スマアシIII」では、従来のスマアシより広い車速域で作動します。作動速度の上限は、車両に対しては80km/h(警報は100km/h)で、歩行者に対しては50km/hとなっています。
次のページ>>MTでも「スマアシIII」を選択できるのが強み
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