フォルクスワーゲン、新型EV「ID. スペースヴィジョン」を発表。SUVとグランツーリスモのデザインを融合
掲載 更新 carview! 写真:フォルクスワーゲンAG
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独フォルクスワーゲンは、ロサンゼルス・オートショーにて、新型EVコンセプト「ID. スペースヴィジョン」を披露した。
EV専用のMEBプラットフォームを採用するID.シリーズ7番目のモデルとして登場したID. スペースヴィジョンは、ユーティリティに優れたSUVとスタイリッシュなグランツーリスモのデザインを融合したコンセプト。今回のプレビューは欧州及び北米での市販を前提としたものとフォルクスワーゲン自身が認めており、近々ほぼ変わらぬ姿で市場投入されると見込まれる。
ボディサイズは全長4,958mm×全幅1,897mm×全高1,529mmで、乗車定員は4名または5名。余裕あるボディサイズにもかかわらず、Cd値は現行「プリウス」と同じ0.24にとどまり、ピープルムーバーとしては異例に高い空力性能を誇る。ハイグロスブラックのフィニッシュがスポーティなエクステリアには、グラフィカルなエアベントなど斬新なディテールが数多く見られるが、これらはすべてエアフローの改善など機能面でも役立つという。
インテリアには、仮想現実(AR)技術を初採用。ほぼすべての情報はダッシュボード中央に設置された15.6インチディスプレイに表示される。コクピットに配されたLEDライティング「ID.Light」には、車両状態をドライバーに伝えるインタラクティブな機能が与えられているほか、シート表皮やドアトリムなどにはレザーと同様の質感を持つ植物由来の新素材を使用し、サステイナビリティへも配慮している。
ドライブトレーンは82kWhの高密度バッテリーに2基のモーターを組み合わせたAWDで、トータル出力は355馬力。0-60マイル/h(96km/h)加速は5秒フラットの俊足で、最高速度は175km/h(リミッター作動)とアナウンスされている。一方、EPAサイクルでの航続距離は300マイル(約480km)以上、150kWの急速充電を使えば30分で80%のチャージが可能というから、デイリーユースに痛痒感はないだろう。
拡大を続けるフォルクスワーゲンのEVラインナップ。今後の展開も楽しみだ。
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