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帝王Nボックスに続けるか? ハイトワゴン王座を狙う新型Nワゴンの注目点は3つ

7月に発売される次期「N-WGN(エヌワゴン)」の先行情報が公開されました。詳細情報はまだですが、トピックは大きく3つあります。

渋滞追従するACCや、テレスコピックステアリングを採用

まずはACC(アダプティブクルーズコントロール)が渋滞追従機能付になりました。現行「N-BOX」(30km/h以下は作動せず)と違い停止まで追従します。パーキングブレーキは電動になり、短時間の停止なら自動で再発進も可能になるはず。「日産デイズ / 三菱 eK」や次期「ダイハツ タント」も同様なので、軽自動車でも全車速追従ACCはスタンダードになっていきそうですね。

二つ目はステアリングがテレスコピック(長さ調整)機能付になりました。チルト(角度調整)は常識ですが、コストがかかるテレスコピック機能を軽自動車に採用するあたりに、カテゴリー首位を狙うホンダの本気度が伺えます。運転席の高さ調整幅も50mmあり、小柄な人も大柄な人も、適正なポジションをとれそうです。

三つ目はリアハッチに注目。リア側の全体写真は未公開ですが、荷室の写真から、ハッチがバンパー下端の低い部分からガバッと開いているのがわかります。これならハッチを開けるだけで荷室の底までアクセスでき、ペットボトル飲料のパックなどの重い荷物も楽に積み下ろしできそうですね。

70年代のステップバンを思い出すフロントビュー

公開されたフロントビューはシンプルな直線基調で、箱っぽさを押し出したように見えます。とくにスッキリした標準車の顔は、街で見かけても目立ちそう。丸目と細い桟やメッキで装飾したグリルは、70年代に人気を博したトールボーイ軽の元祖とも言える「ライフ ステップバン」を意識したようにも見えます。一方、内装はメーター周りを除くとN-BOXに近い印象です。

…現行のNワゴンは現在ライバルに押され気味。果たして7月に登場する新型は、21ヶ月連続で新車販売台数1位を突っ走る姉妹モデルの「N-BOX(エヌボックス)」に続けるでしょうか?

【 ホンダ N-WGNのその他の情報 】
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