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ジャガーXFに、より使えるワゴンボディの「XFスポーツブレイク」が仲間入り

11月27日、ジャガーXF・2018年モデルの受注が始まった。今回から5種類のエンジンとAWD(全輪駆動)仕様が設定されたほか、スタイリッシュなワゴンモデル「XFスポーツブレイク」が加わっている。

発表会にはブランドアンバサダーの錦織圭選手も駆けつけ、「スピーディーでスポーティーな雰囲気がカッコいい。とくにスピーディーな部分は自分のプレースタイルと似ている」と、XFスポーツブレイクの印象を語った。ちなみに錦織選手の現在の愛車は「ジャガーFペイス」で、練習拠点のフロリダにいるときは毎日のように運転し、「最高の相棒」として信頼を置いているという。

スタイリッシュで多用途性に優れた「XFスポーツブレイク」

新型XFスポーツブレイクは、サルーンの持つ走りの楽しさにワゴンならではの多用途性をプラスしたモデル。ラゲッジスペースは通常時565Lから後席を前倒しすると最大1700Lまで広がり、こちらの写真のスーツケースやラケットバッグをすべて格納できるほどのスペースが現れる。

また、リアサスペンションにはセルフレベリング機能付きのエアサスが採用され、積載物の重さに合わせてリアの車高が上がり、シャシーを水平に保つようになっている。レザーシートや前席シートヒーター、パワーテールゲートなどが標準。さらにパワーテールゲートにはハンズフリー機能(開閉)もオプションで追加できる。

エンジンは、新世代のINGENIUM(インジニウム)・2.0L直噴ディーゼルターボ(最高出力180ps/最大トルク430Nm)と、同じく2.0L直噴ガソリンターボ(同250ps/同365Nm))の2種類が用意され、いずれも8速ATと組み合わせる。駆動方式はまずはFRのみで、AWDの設定は無い。

ボディサイズは全長4965×全幅1880×全高1495mm、ホイールベース2960mm。安全装備は、歩行者検知機能付きの自動緊急ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、リアビューカメラなどが標準装備される。価格はディーゼル仕様が722万円で、ガソリン仕様が756万円。

XF・2018年モデルは快適&コネクティビティ機能も強化

そのほかXF・2018年モデルには、室内空間を快適に保つイオン空気清浄機能や、天井付近に軽く手を振るだけで開閉可能なジェスチャー・ルーフブラインドなどがオプション設定される。また、インフォテインメントシステム「InControl Touch Pro」にも通信機能が新たにオプション設定され、スマホのアプリを介して様々な遠隔操作を可能としている(ドアのロック&解除、エアコン操作、車両状態の確認など)。

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