ル･マンを戦うポルシェとトヨタのマシンを比較。日曜は銀座でポルシェの観戦会も

今週末（6月17日土曜日）にスタートする「ル・マン24時間レース」。LMP1クラスの主役でもあるポルシェとトヨタのマシンが日本で揃うプレスイベントに行ってきました。

去年よりラップタイムを下げるべく、レギュレーション変更でダウンフォースが減らされたにもかかわらず、2017年モデルのポルシェの「919ハイブリッド」も、トヨタの「TS050ハイブリッド」も、タイムはさらに速くなっているとか。昨年劇的な逆転で2連勝を達成したポルシェは3連勝を目指し、ゴール目前で勝利を逃したトヨタは雪辱を晴らすべく総力戦を挑むという、去年にも増して白熱しそうな戦いに期待です。ちなみに今年のWECシリーズはトヨタが連勝中で、期待感をジリジリ高めています。

展示された2台は共に、エンジンなどは搭載していないモックで、例えばポルシェは本国からエンジニアが来て、2017仕様のエアロパーツへの変更や、デカールの化粧なおしを行なったとか。トヨタはライト周りから察するに最新仕様ではないのかもしれませんが（未確認）、いずれにせよ現時点で最新のトップチームの空力ボディを間近で見る絶好の機会。遠目には似たように見える2台ですが、例えばポルシェはミラーがフロントフェンダーに内蔵されていたり、ホイールの形状もぜんぜん違ったりと発見ありなので、それぞれのデザインは写真をチェックしてみてください。

レース開始は日本時間の6月17日（土）の22:00から。

また、ポルシェは6月18日（日）に東京・銀座でル･マンのパブリックビューイング「ポルシェ ル･マン ギャラリー」を開催予定。919ハイブリッドも展示されます。
・場所：G735ギャラリー（中央区銀座7-3-5）
・時間：6月18日（日）11:00～23:00
・展示車両：919ハイブリッド2017仕様など
・その他：ドイツ料理やビールをクレジットカード決済のチケットで販売予定。
　　　　　ドイツ生まれのラジオDJ・サッシャ氏がゲストで実況中継予定。

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