スバルBRZが大幅改良。秋には最上級グレード「GT」も新設定
掲載 更新 carview! 写真:SUBARU
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7月5日、初の大幅改良を受けた「SUBARU BRZ」が発表された。販売は8月1日からスタートする。今回は内外装やエンジン、足回り、ボディ剛性強化に至るまで、ほぼ全域にわたっての改良が施されたほか、新たに最上級グレード「GT」を設定(今秋に発売)。そのGTをベースとした100台限定の特別仕様車「GT Yellow Edition」も設定され、7月7日から先行予約がスタートする。
まずパワーユニットは、2.0L水平対向4気筒エンジン本体と吸排気系を改良するとともに、シリンダーヘッドとブロック結合部の剛性を強化し、MT車の最高出力が207ps/7000rpm、最大トルクが212Nm/6400~6800rpmへと向上している(従来比7ps/7Nm向上)。さらにファイナルギア比を変更(4.1⇒4.3)することで、全域での加速性能も向上させた。
また、V型タワーバー取付部の補剛をはじめとしたボディ全体の剛性を強化。足回りは新開発のショックアブソーバーやコイルスプリングのバネ定数変更、リヤスタビライザー径のアップなど細部までリチューンし、操舵応答性と操縦安定性、乗り心地を高め、これまで以上にしなやかで上質な乗り心地を獲得したという。さらに、VDCの介入タイミングを最適化し、コントロール領域を拡大した“TRACK”モードも追加されている。
今秋にデビューする最上級グレード「GT」では、SACHSダンパー(ZF社製)やブレンボ製ブレーキが搭載される。
デザインコンセプト「DYNAMIC×SOLID」に則った内外装は、よりダイナミックな方向へとシフト。フロントバンパーは航空機のウィングチップ(翼端板)をモチーフにした新デザインとなり、ヘッドランプとリヤコンビランプは全ての光源がLED化された。また、フェンダーガーニッシュや17インチアルミホイール、リヤスポイラーも新デザインへと変更されている。
内装では、小径化した新ステアリングホイールやメーターパネル内のTFT液晶モニターを採用したほか、ニーパッドやメーターパネルバイザーをレザー調素材、ヒーターコントロールパネルやドアスイッチパネルをカーボン調にするなど、質感向上に努めた。
RA Racing=298万1880円(6MT)
R Customize Package=243万円(6MT)
R=267万8400円(6MT)、273万7800円(6AT)
S=297万円(6MT)、302万9400円(6AT)
GT Yellow Edition(今秋発売)=336万9600円(6MT)、342万9000円(6AT)
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