ジャガー Fペース本格受注開始。ディーゼルとガソリンSCから選択可能
掲載 更新 carview! 写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
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6月13日、ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガー初のSUV「Fペース(F-PACE)」を日本で本格受注開始した。デリバリーは7月下旬~。すでに同社は、2015年11月よりFペースの特別仕様モデルとなる「Fペース ファースト エディション」を50台限定で発売している。
最新のジャガー・ファミリーのデザインをまとったボディには、同社のDセグメント・セダン「XE」「XF」と共通のプラットフォームをベースに、JLRが得意とするアルミニウムを80%使用したモノコックが与えられ、前後重量配分も50:50を実現している。
5名の大人が快適に座れるキャビンと、508Lのラゲッジルームを備えたボディサイズは全長4740×全幅1935×全高1665mmで、世界的に人気が高まるプレミアム・ミドルSUVとして、ポルシェ マカンを筆頭に、アウディ Q5、BMW X3などがライバルになる。
エンジンは2.0L 4気筒ディーゼルと3.0L V6ガソリンSC(スーパーチャージャー)が設定され、ディーゼルが180ps/430Nm、ガソリンSCには340ps/450Nm版と380ps/450Nm版の2種類が用意される。ディーゼルは、ジャガー・ランドローバーの次世代エンジンである「インジニウム」で、尿素SCR方式。トランスミッションは全車8速ATを組み合わせる。ホットモデルとなるガソリンSC(380ps)搭載モデルの0-100km/h加速は5.5秒(マカンSが5.4秒)。
全車4WDで、通常は後輪に90%、スリップしやすい路面では前後輪に50%、路面変化によって前輪に最大で90%までトルクを振り分ける。トラクションが不足する悪路で3.6~30km/hの任意の設定速度をキープして、ドライバーがハンドル操作に集中できるようにサポートするオール・サーフェイス・プログレス・コントロール(ASPC)や、ヒルディセント機能も装備する。
内装では4種類のビジュアルテーマやフルスクリーン・ナビゲーション・ディスプレイが選べる12.3インチのデジタルメーターや、10.2インチ画面にSSDナビゲーションなどを統合した「インコントロール タッチ プロ」が見所。
また、安全装備では自動ブレーキにジャガー初となる歩行者検知機能を搭載している(歩行者検知は5~60km/hで作動)。
<2.0L直列4気筒ディーゼルターボ搭載(180ps/430Nm)>
20d ピュア=639万円
20d プレステージ=663万円
20d Rスポーツ=728万円
<3.0L V6ガソリン スーパーチャージャー搭載(340ps/450Nm)>
35t Rスポーツ=849万円
<3.0L V6ガソリン スーパーチャージャー搭載(380ps/450Nm)>
S=981万円
ファースト エディション=1108万9000円
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