メルセデスから「新型GLEクーペ」が登場。ターゲットはBMW X6
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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2015年に輸入車販売台数ナンバーワンを獲得した勢いそのままに、メルセデス・ベンツの新車ラッシュが止まらない。4月27日、今度はミドルサイズSUV「GLE」の派生モデル「新型GLEクーペ」の受注を開始した。ラインナップは、3リッターV6直噴ディーゼルターボから5.5リッターV8直噴ツインターボのトップグレードまで全4モデル。来たる8月から順次発売される。
新型GLEクーペは、SUVらしい逞しさや存在感、利便性に加え、クーペのようなスタイリッシュさや走行性能を持ち合わせたモデルとして開発された。ターゲットとしたのは明らかに「BMW X6」で、まさに真っ向勝負を挑む形だ。
リアエンドに向かって傾斜した特徴的なルーフラインは、Sクラスクーペのそれがモチーフ。クーペスタイルでありながらも後席は大人が快適に過ごせるスペースを確保し、最大1720リッターの広いラゲッジルームも備えている。パワードームを備え前方へ向けて下降するボンネットは、同モデルがメルセデスのスポーティラインに属していることを示している。
パワートレーンは3種類。まず主力となる3リッターV6直噴ディーゼルターボは、最高出力258psとともに620Nmもの強大なトルクを発生する。組み合わせるトランスミッションは最新の9G-TRONIC(9速AT)。排出ガス処理システム「BlueTEC(ブルーテック)」を採用し、世界でも厳しいとされる日本のディーゼル排出ガス規制に適合した環境性能を実現している。
ガソリンエンジンは、メルセデスAMGが専用開発した3.0リッターV6ツインターボ(367ps/520Nm)+9G-TRONICと、同じく5.5リッターV8直噴ツインターボ(585ps/760Nm)+7G-TRONICが設定される。
レーダーセーフティパッケージや360°カメラシステム、アクティブパーキングアシストなどは全モデルに標準。また、ドアを開けた際に前席足元のスリーポインテッドスターが浮かび上がる「ブランドロゴ・プロジェクターライト」も全モデルに標準とするなど、ラグジュアリーカーとして魅力も高められている。
GLE 350d 4MATIC クーペ=890万円(GLEの同グレードから22万円高)
GLE 350d 4MATIC クーペ Sports=980万円(同じく16万円高)
メルセデスAMG GLE 43 4MATIC クーペ=1200万円(同じく50万円高)
メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC クーペ=1780万円(同じく40万円高)
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