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レガシィシリーズがMC アイサイトの性能もUP!

■アイサイトで商品力強化

スバル独自の安全運転支援システム「アイサイト(ver.2)」。その装着率はレガシィ販売の約6割に上る。スバルでは今回の改良を機に、アイサイトを搭載するグレードを拡充し商品力強化を図る。

従来の特別仕様車「アイサイト スポーツセレクション」の「アイサイト+18インチホイール&ビルシュタイン製ダンパー」の組み合わせが好評だったため、この内容をベースに装備見直しを図り、「ツーリングワゴン 2.5i EyeSight S Pacakge」と「B4 2.5GT EyeSight S Package」の2グレードをカタログモデルに格上げした。

■サスペンション改良

また、現行レガシィとしては初めてリアサスペンションに手が入った。ツーリング/B4/アウトバック全車で、リアラテラルリンク(アウト側)をゴムブッシュからピロボールブッシュに変更。さらにフロントスタビライザーの取付剛性をアップし、ロールを抑え操縦安定性を向上させている。先述のツーリング/B4 Sパッケージは、ビルシュタイン製ダンパーの減衰力特性が最適化されている。

■アイサイトがさらに進化

今回の改良の大きなポイントはアイサイトの基本性能向上。「アイサイトver.2」という名称こそ変わらないものの、ステレオカメラの認識性能や制御がアップデートされている。カメラは以前と同様との事だが、雨天時・降雪時などでも従来よりカメラの認識精度が向上したという。また、先行車がいなくなった場合の単独クルーズの加速感や、逆に割り込みがあった際の減速コントロールがより素早く、滑らかに、スムーズに行えるようになったという。

さらにVDCの最大液圧を1.5倍に高め、乗員人数や積載量が多い場合、また下り勾配でも安定してプリクラッシュブレーキが作動するように改善した。(※衝突回避条件は、対象物との相対速度差30km/h以下)

警告灯表示は従来の「CAMERA」を「EyeSight」に変更するなど、操作・視認性も向上させている。また、アイサイト搭載車にはサンルーフをメーカーオプション設定とした。

■アウトバック初のSパッケージ

アウトバック初のSパッケージも特別仕様車として登場。「2.5i S Package Limited」「2.5i EyeSight S Package Limited」の2グレードがそれで、専用フロントグリル、フォグランプガーニッシュ、ブラックベゼルのHIDヘッドランプ、専用リアガーニッシュに新デザインの18インチアルミホイール(225/55R18サマータイヤ)を履く。またアウトバックならではの200ミリロードクリアランスはそのままに、専用ビルシュタイン製ダンパーを装着。高い操縦安定性と乗り心地を両立させたとする。

月間販売目標台数は、2000台。価格は下記の通り。

■価格(★は特別仕様車)

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