レクサスの4座オープン IS250Cがついに上陸!
掲載 更新 carview! 写真:編集部、トヨタ自動車
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2008年のパリサロンでワールドプレミアを飾ったレクサスの4座ハードトップ・コンバーチブル「IS250C」がついに日本上陸。風の巻き込みや振動を最小限に抑え、オープンエアの心地よさや開放感を最大限に発揮できるクルマを目指したとする。ちなみにレクサスが狙うメインターゲットは女性。想定購入層として「高所得のキャリアウーマン」や「高所得世帯の奥さま」などを挙げている。価格はIS250C=495万円、豪華装備の“VersionL”=535万円。
全長×全幅×全高=4635(+50)mm×1795(±0)mm×1415(-10)mm。ホイールベース=2730(±0)mm。()内はIS250セダン比較値。セダンよりリアオーバーハングを50mm延長してトランク容量をアップ。オープン時でも9インチのゴルフバッグ1個を搭載することが可能だ。クローズ時は9インチゴルフバックを2個積載可能。
軽量アルミ合金製3分割ハードトップの開閉時間は約20秒と世界トップレベル。オプションのクリアランスソナーを選択すると、後方の障害物を検知してトップの開閉動作を停止してくれる機能も付く。また全車でルーフの開閉に応じて自動制御する空調システムを採用。外気温や日射に応じて最適な吹出し温度、車速に応じて風量調節を行う。
エクステリアはボンネット、アウトサイドミラー、ドアハンドル以外がコンバーチブル専用の新設計。風の巻き込みを抑制するためボディ形状を最適化し、Cd値は0.29を達成する。ボディカラーは新色のカトレアマイカメタリック(赤)を含む全9色。
一方のインテリアは大人4人がしっかり座れる空間を目指し、フロントシートのシートバックを薄型化し後席膝周りに配慮するなど、細部で4座シートへのこだわりを見せる。前席のショルダー部には「ウォークインスイッチ」も設し、スイッチ一つでシートスライド/リクライニング/リフターを自動制御。スムーズな後席へのアクセスを実現した。さらに、後席乗員がいない時には前席から手をのばし後席センターコンソール先端のレバーを引くことで、後席ヘッドレストを倒すことが可能。後方視界がアップしドライビングを助ける。
オープン時の“見られる内装”を意識して、シートの質感・存在感にも配慮。シート生地はセミアニリン本革とヌバック調ファブリックを採用。カラーは白・黒の他、青×白や赤×白といった個性的なカラーコンビも設定し、全5色展開とした。インパネの加飾オーナメントやシートステッチも多数用意し、幅広いユーザーの好みに対応する点も、ステアリング、センターコンソール、インドアハンドルはセダンと共有となる。
エンジンはセダンと同じ2.5リッターV6を搭載。連続可変バルブタイミング機構の採用により、最大トルクの90%以上を2000~6400rpmまでの広い回転域で発生するというフラットなトルク特性をもつ。トランスミッションはマニュアルモード付6速AT(全車パドルシフト付)。10・15モード燃費は11.2km/L。足まわりは前ダブルウィッシュボーン、後マルチリンクを採用する。タイヤは前225/45R17、後245/45R17で、新デザインの10スポークアルミを標準で履く。
安全面は、運転席エアバッグ、助手席ツインエアバッグ、運転席・助手席ニーエアバッグに加えて、新開発となる頭部・胸部対応エアバッグを新採用。ドア内には衝撃吸収パッドも備え、側方衝突への安全性も追求している。ABS、横滑り防止のVSC、TRCなどを協調制御するVDIMは両グレード標準。プリクラッシュシステムはオプションで設定可能だ。
装備面は、地デジ対応7型VGA/HDDナビが標準(40GB)。8スピーカーのIS250Cプレミアムサウンドシステム(パイオニア製)が標準装備される。
月間販売目標台数は100台。
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