スズキの小型SUV「eビターラ」発売まで約2ヶ月。現在の受注状況は？ 補助金厚めで都市部を中心にジワジワ人気拡大中

スズキ eビターラ

都市部を中心に人気を獲得、BEVデビュー層の購入も多い

あるスズキの販売店担当者は、eビターラの受注状況について次のように話します。

「eビターラの受注は現時点で爆発的なヒットには至っていないものの、スズキとして初めてのBEVであることから、都心部を中心に問い合わせ件数や注文が増えつつあります。

特に目立つのは、これまで電気自動車を所有したことがない層からのご注文で、『デザインがカッコいい』『BEVらしさを感じさせないところが良い』といった声が多く寄せられています。

クルマ選びではデザインを重視されるお客様が多いため、SUVとしてのスタイリッシュさと電気自動車ならではの静粛性を両立している点が、高い評価につながっているようです。

また、全長4275mm×全幅1800mm×全高1640mmという取り回しやすいサイズ感も好評で、『大きすぎず扱いやすい』『街中でも運転しやすそう』といった意見が多く、日常使いのしやすさが支持されているポイントともいえます。

さらに、スズキの人気モデルのひとつである『ジムニー』の悪路走破性に対する信頼感から、『スズキが出すBEVなら走りも期待できる』という理由でeビターラに興味を示すお客様も増えてきています。

ただ、現時点では実車を見ることができないため、興味はあるものの購入を断念されるお客様も一部いらっしゃいます。現在の納期についてですが、初回生産分含めてまだ見通しが立っておらず不透明な状況です」