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マスタング試乗、ついに動いたアメリカの巨人

破格に良くなったが、それでも走りはアメリカン

ある意味それ以上に進化したのが走りだ。一番大きいのはプラットフォームから新作されたボディだが、サスペンションもリアサスペンションに左右直結のリジッドではなく、マスタング史上初となる独立したマルチリンク式を採用。フロントサスペンションもオーソドックスなストラット式ながら高精度なダブルボールジョイント式に進化しており、乗り心地が全然違う。

従来の硬さやバタツキはなくなり、タイヤはしなやかに路面に追従し、それでいてアメリカンスポーツっぽい独特のダルさを失ってないから面白い。特にそれが伺えるのはステアリングフィールで、BMWやメルセデス的なクイックさや精度感はあえて感じさせない。実際、普通に街や高速道路を走っている時に、神経質なステアリング操作は必要としない。

だが、一度アクセルを全開にしてステアリングを切ると驚くほどシャープで楽しい。このヘンの二重人格性は以前に増して凄い。

それと肝心のエコブースト、直4直噴ツインスクロールターボだ。一見、2.3リッターの排気量に心配を覚えるがまったくの杞憂。314psというピークパワーに44.3kg-mというピークトルクは現行の3.7リッターV6をスペックで上回っており、アクセルを踏み出した瞬間から極太トルクを発生。唯一、V8エンジン的なドラマチック性こそないが、文句ナシに速く、ノンターボの4リッターぐらいの力がある。

しかもそのパワーを最新式の6速ATで管理しており、昔っぽい滑りやだるさは一切ない。機械モノは完璧に現代基準にアップデートされているのだ。

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