新型フーガ、プロトタイプに先行試乗!
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
エロさは走りにも出ている。新型フーガのボディは従来のFMプラットフォームを強化&改良したもので、ホイールベースは2900mmと共通。基本的な走り味に変わりはない。
だが、官能性は明らかに上がっており、まずは乗り心地だ。ボディ剛性の強化と新型のダブルピストン・ショックアブソーバーの採用により、滑らかでいつつ、路面からの尖った入力は抑えられており、うねった路面における揺れの収まりもいい。
ハンドリングも滑らかで、特にトップグレードの「370GT タイプS」にのみ備わる4WASは相変わらず凄い。要するに後輪もステアする4輪操舵システムで、後述するが特に「SPORT」モードでは、小型スポーツカー並みのクイックさをみせる。
エンジンだが、同じVQ型を採用するスカイラインやZ同様、3.5リッターV6は、3.7リッターに排気量アップされ、最高出力は20psアップの333ps、最大トルクは0.5kg-mアップの37.0kg-m。そのほか225psの2.5リッターV6も選べるが、どちらも新しく7速ATと組み合わされ、静粛性と共にさらなる滑らかな加速を保証する。
さらに今回ユニークなのは新装備のドライブモードセレクターだ。ちょっとスバルのSIドライブに似たコンセプトだが、センターコンソールにあるダイヤルを「ノーマル」「スポーツ」「エコ」「スノー」の4つから選ぶことにより、エンジン出力特性だけでなく、ステアリング特性、ミッション特性を含め、走りのテイストをイッキに変えてくれる。
「スポーツ」は前述の通り、ステアリング特性がクイックになるだけでなく、アクセルペダルも早開きになるし、特に「エコ」が面白い。今回の売りの1つである7速ATが、2速以上のギアでエンジン回転数800rpmの超低回転からロックアップし、伝達効率を上げるだけでなく、新たに「エコペダル」を装備。これは日産がここ数年開発しているユニークな技術で、一定以上アクセルペダルを踏めないようにするもので、具体的には無理矢理アクセルを踏み込むと、ペダルが押し戻される。なんというか「クルマが加速を拒否」するのである。確かに普段の運転中、急いでたり、いらだってたりすると無駄にアクセルを開ける場合も多い。こういうエコ技術もありなのである。
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