新型スマートに先行試乗。見た目も走りも刷新!
掲載 更新 carview! 文:Kimura Office/写真:Kimura Office
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次にステアリングを握ったのは、最高出力52kW(71ps)/6000rpm、最大トルク91Nm/2850rpmの自然吸気1.0リッター3気筒エンジンに5速MTを組み合わせたフォーフォーの52kW版である。こちらはまた、フォーツーとは違う落ち着きのある走りを見せてくれた。
出力性能は0.9リッター3気筒ターボより低いものの、車両重量がフォーツーより75kg重いだけの975kgと軽いため、その動力性能は実用上まったく不足を感じることはない。またホイールベースが長い分、乗り心地も一段と快適だ。さすがにフォーツーほどのキビキビ感は無いが、コーナリングも楽しめる走りを実現している。そして何より高い安心感を持ってドライブすることができた。
優れた実用性を備えた、リアエンジン・後輪駆動というユニークなコンパクトカーであるニュー・フォーフォーは、ありきたりのファミリーカーではない。ファッショナブルで個性的なシティコミューターとして、フォーツーと同様に注目を集める事になるだろう。
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