新型スマートに先行試乗。見た目も走りも刷新！

新型スマートに先行試乗。見た目も走りも刷新！

プラットフォームはルノーと共同開発 [3/6]

8年ぶりに復活したフォーフォーも、デザインは基本的にフォーツーと共通である。プラットフォームもフォーツーと同様にルノーと共同で新開発したもので、エンジンも車両後部に搭載している。つまり、新しいフォーフォーは、フォーツーのストレッチ・バージョンなのである。

全長3495mmのボディは、フォーツーより800mm長い。ホイールベースは2494mmで、こちらはフォーツーから＋621mmとなっている。これによりリアパッセンジャースペースを作り出しているのだが、2人掛けの後席空間は、180cmを超えるような大柄な男性にはやや狭いが、女性や子供であれば問題なく着座できる。また、フォーフォーも、わずか8.65mというターニング・サークルを実現している。

ラゲッジは通常時で185リッター、60：40分割の可倒式バックレストを前に倒せば、最大で975リッターに拡大する。全長3.5mのコンパクトカーとして十分な実用性を備えていると言っていいだろう。