5分で読めるタカタのエアバッグ問題 ~清水和夫が本音を語る~
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
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この問題を理解するにはエアバッグの仕組みを知ることが必要だ。現代のクルマは数種類のエアバッグを装備しているが、サイドウインドウに展開するカーテン式エアバッグを除いて、すべて火薬を爆発させることで膨らませる方式をとっている。フロントのエアバッグは完全に膨らむまでわずか約0.03秒、火薬なら大きな風船のようなバッグを一瞬で膨らませることができる。
エアバッグはシートベルトの補助的な拘束装置なので、シートベルトの拘束力も無視できない。エアバッグセンサーやコンピューターの精度、正しく機能するための頑丈な車体も必要だ。エアバッグさえあれば大丈夫なのではなく、トータルな安全設計が必要で、エアバッグメーカーと自動車メーカーの密接な技術のすり合わせがポイントとなる。だが、自動車メーカーも火薬の中身までは熟知せず、エアバッグメーカーに開発を任せ切っていたというのが実情だ。
もともとシートベルトメーカーだったタカタにエアバッグの開発を促したのはホンダである。ホンダはタカタと協力して1987年に日本メーカーとしては初めて、高級車のレジェンドでエアバッグを実用化した。以来、タカタはエアバッグのサプライヤーとしてその地位を固め、ホンダと親密な関係を築いてきた。
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