ジューク NISMO RS、GT-R・2015年モデル、改良フーガに一気乗り!
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:中野 英幸
続いて乗ったのは2015年モデルのGT-R、その豪華仕様のプレミアムエディションだった。実をいうとGT-Rを走らせるのはかなり久しぶりだが、まずはプレミアムエディションにオプションのセミアニリン本革アンバーレッドなる、洒落た色のレザーシートに身体をあずける。表面のレザーも内側のクッションも適度にソフトで座り心地は良好、しかもスポーツシートらしいホールド感も不足なく備わっている。
それやこれやで、GT-Rも豪勢なクルマになったものだという印象もあるが、今や4車種あるGT-Rのうちの3モデルは1000万円オーバーのクルマなのだから、購入層の好みに合わせるのは当然のことかもしれない。とはいえ、センターコンソール上のボタンをプッシュしてエンジンを掛けると、こいつはまぎれもなくGT-Rだった。3.8リッターV6ツインターボが唸りを上げ、踏めば鋭くレスポンスする。
パドルを叩いて6段DCTを1速に送り、スロットルを軽く踏むと、GT-Rは力強く走り出した。車重は1750kgあるから決して軽いクルマではないが、3.8リッターのツインターボV6は550psと632Nmを発生するので、少々深めに踏み込めば、車重をモノともせずパワフルに引っ張り上げる。この重量感ある加速は、GT-Rならではの魅力だといえる。
ステアリングは路面フィールを充分に伝えるわりに重くなく、乗り心地も締まってはいるがしなやかで、街中でもまったく快適だった。それに加えて、エンジンは低回転から官能的な唸りを奏でて、聴覚を心地好く刺激する。実力の半分も発揮できない都心を走って、それが日本車には珍しく低速官能に満ちたクルマであることを再確認すると同時に、誕生から8年目に入っても、R35型GT-Rの魅力が色褪せていないことを実感したのだった。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
これはクセスゴ!! オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!