シエンタ登場でミニバン絶好調 【ボディタイプ別売れ筋】
掲載 更新 carview!
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SUV部門の合計販売台数は3万5261台で市場シェアは15.7%。前年から2.0ポイント増加しており、ミニバンに次ぐ勢いだ。このジャンルは「ホンダ ヴェゼル」が強さを見せ、「トヨタ ハリアー」がそれを追うというのがここ最近のパターンだったが、7月はヴェゼルでもハリアーでもなく、「日産 エクストレイル」が16ヶ月ぶりに首位に立った。5月に設定されたハイブリッドが販売増に貢献しており、7月はシリーズ全体におけるハイブリッド比率は51%と半数を占めた。ヴェゼルは2位、ハリアーは3位だった。
4位には「三菱 アウトランダー」がランクインした。アウトランダーは6月にフェイスリフト&基本性能を高める改良を受け、これが販売増に結びついた。なおアウトランダーはプラグンハイブリッド(PHEV)の比率がシリーズ全体の86%を占めており、長い距離をEVとして走れるクラス唯一の特徴に魅力を感じているユーザーが多い模様。5位には「マツダ CX-3」がランクイン。こちらはディーゼル車のみの設定で個性を発揮している。
かように7月のランキングは、1-3位がハイブリッド設定車、4位がPHEV設定車、5位がディーゼル車となり、重量が重く燃費が悪化しやすいSUVはガソリンエンジン車に代わる代替パワートレイン車が好まれる傾向が確認できた。
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