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シエンタ登場でミニバン絶好調 【ボディタイプ別売れ筋】

日本メーカー乗用車は前年比1割減

このところ回復基調にあった国内新車販売は、6月には前年比3%減まで回復していたが、7月はマイナス幅が再び拡大し、7.6%減と厳しい状況となった。特に不振が目立つのは軽自動車。国産乗用車全体に占める軽の比率は第1四半期には40%を超えていたが、7月は32.9%と今年はじめて3分の1を割り込んだ。詳しい状況をチェックしていこう。

区分はハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン(ワンボックス含む)、SUV(クロスカントリー車含む)、クーペおよびオープンカー、軽乗用車の7部門とし(外国メーカー車は除く)、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)の統計に加え、「トヨタ カローラ」のように同じ車名で複数のボディタイプを持つモデルについては自動車メーカー調べのデータで集計。なお一部データに概算数字が含まれるため、総合計データとやや誤差が生じる点はご了承いただきたい。

7月の日本メーカー乗用車(海外生産車含む)の国内販売台数は軽自動車も含めて33万5391台で、前年に比べ10.1%減となった。ボディタイプごとに見ると、1年前に比べ伸びているのは、ミニバン(+5.5ポイント)、SUV(+2.0ポイント)、セダン(+0.6ポイント)クーペ/オープンカー(+0.5ポイント)の4部門。もっとも大きく拡大したミニバン市場は、売れ筋モデルのフルモデルチェンジが続き、7月にはシエンタが全面改良したことで、販売台数が大きく拡大した。

なお、「トヨタ シエンタ」は先代モデルまでハッチバックに分類していたが、新型登場を機に7月からは新たにミニバンに分類するのでご了承いただきたい。

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