シエンタvsフリードに日産が参戦? 2024年は「コンパクトミニバン3強時代」が到来か
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 80
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次期フリードについては、現時点ではホンダから公式なアナウンスは行われていません。
ただ、現時点ですでにホンダの稼ぎ頭となっているフリードに対して大幅な方向転換をすることは考えにくく、基本的にはキープコンセプトとなることは間違いなさそうです。
具体的には、2列目ベンチシートの7人乗りモデルがラインナップされることに加え、シエンタには設定されていないウォークスルー可能な2列目キャプテンシートの6人乗りモデルも引き続き設定されるのは確実と見られます。
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先進安全運転支援システムは、現代基準にアップグレードされるのはもちろん、パワートレインには最新の「e:HEV」の搭載が有力です。また、5人乗りの「フリード+(プラス)」や、SUV風の「クロスター」といった派生モデルも設定される可能性が濃厚です。
内外装のデザインについても、現行モデルのコンセプトを受け継ぎつつ、さらに洗練されたものになると考えられます。もちろん、「センタータンクレイアウト」を活かした広大な室内空間は、次期フリードでも強みとなることは言うまでもありません。
サイズやコスト面でさまざまな制約があるコンパクトミニバンにおいて、ライバルとの明確な差別化を図ることは容易ではありませんが、次期フリードはシエンタに対して「後出し」となるだけに、シエンタにはないさらなる特徴を出せるかどうかがカギとなりそうです。
(続く)
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