次期Sクラス。インテリアの技術トピック紹介

次期Sクラス。インテリアの技術トピック紹介

■マジック・ライド・コントロールにも期待 [10/10]

走っても記録的なレベルまで騒音抑制され、150の独立したサウンド・コンポーネントも採用している。ボディ構造は、ねじれ剛性が14％、横剛性が11％、縦剛性が17％向上している。

新しいSクラスはハイテック快適移動空間からハイテック癒し空間へと大きく進化した。今後期待されるのはダイナミック性能である。この分野では「マジック・ライド・コントロール」という秘密兵器が用意されているはずである。Sクラスの先方に待ち受ける路面の不整箇所をステレオカメラが察知、そこに到達するまでにアダプティブ・サスペンションがセッティングを行って、パッセンジャーにあくまでもスムースなライド・コンフォートを約束する。文字通り魔法の絨毯のような乗り心地を提供するわけである。

まさに「走る癒し空間」、クルマの進化もここまできたかという感がある。