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スズキ初のBEVはなぜ“コンパクトSUV”だったのか。新型「eビターラ」と、あえて選んだ未開拓ゾーンで勝機をつかむ?

スズキ初のBEVはなぜ“コンパクトSUV”だったのか。新型「eビターラ」と、あえて選んだ未開拓ゾーンで勝機をつかむ?

スズキ eビターラ【撮影:小林俊樹】

ヨーロッパ市場、中でもノルウェーを強く意識

いまや世界で販売されているBEVモデルですが、とくにBEVへの関心が高いのがヨーロッパ市場です。

筆者が実際に試乗し、開発陣とコミュニケーションを取ってみると、eビターラはかなりヨーロッパ市場を意識しているように思えました。

国によってBEVへの関心度の強弱は違いますが、とくに関心が強いのが北欧のノルウェーです。

BEV優遇策や進んだ充電インフラ、水力発電の恩恵で安い電気代など、現地の自動車ユーザーにとってBEVが最適解な環境にあるノルウェーですが、実際に新車販売の約9割がBEVとなっています。

もちろん、ノルウェーだけでは市場規模が小さいですが、ヨーロッパ市場は他にもBEVへの優遇政策を行っている国が多く、BEVに前向きなユーザーの比率も日本に比べると大きいです。

そして、ヨーロッパは冬場に積雪や凍結が多発する高緯度地域も多く、そのような地域では当然のごとく4WDの需要が高まります。さらに街中では道路が狭い国も少なくありません。そのようなエリアでの需要を取り込もうという狙いがeビターラにはあるのです。

実際に乗ってみると、コンパクトSUVとしては正直、ステアリングがやや重めであると感じましたが、聞けばこれはヨーロッパからの要望によるものとのこと。

カントリーロードでのステアリングのフラれ感を抑えるため、あえて重たい設定としているそうです。なお、このあたりの味付けは基本的に、日本仕様とヨーロッパ仕様は共通となるそうです。

(次のページに続く)

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