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スズキ初のBEVはなぜ“コンパクトSUV”だったのか。新型「eビターラ」と、あえて選んだ未開拓ゾーンで勝機をつかむ?

スズキ初のBEVはなぜ“コンパクトSUV”だったのか。新型「eビターラ」と、あえて選んだ未開拓ゾーンで勝機をつかむ?

スズキ eビターラ【撮影:小林俊樹】

未開拓だった「BEV×小型SUV×4WD」の領域

スズキ初のBEVモデルとして登場する「eビターラ」。コンパクトSUVとして開発されたわけですが、なぜスズキは初のBEVモデルはコンパクトSUVで販売すると決めたのでしょうか? スズキがeビターラの方向性を固めていった経緯や背景を紹介していきます。

2025年度中に日本市場に登場予定のeビターラは、すでに2024年にインドやヨーロッパ市場で先行して発表済み。BEVの本場ともいえる欧州市場に参入するタイミングとしては、スズキは後発の存在となります。

皆さんはスズキが初めて電気自動車を作るとなったとき、どのようなモデルで登場すると予想していたでしょうか。

軽自動車? コンパクトハッチバック? いろいろな声があるでしょう。筆者としては「予想がつかなかった」というのが正直な回答ですが、「コンパクトなセグメントだろう」と予想していたのは確かです。さまざまな予想が飛び交う中、スズキはコンパクトSUVでBEVへの市場参入を決定しました。

後発としてBEV市場に参入するには、どのセグメントが適しているのか? どのセグメントが未開拓の需要なのか? スズキは入念に市場調査をしたはずです。

そして欧州市場で販売されているBEVのラインアップを、スズキが得意とするコンパクトモデルを中心に調査したところ、BEVのコンパクトSUVには4WDモデルが少ないという結論に至ります。

こうした調査を経て、スズキは初のBEVモデルを「4WDグレードを有するコンパクトSUV」として登場させることに決定。BEV後発メーカーだからこそ、自社が得意とするフィールドで未開拓なジャンルを入念に探して決定したというわけです。

(次のページに続く)

#スズキ #eビターラ #BEV #SUV #新型 #コンパクトSUV #4WD

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