ハイブリッドスポーツ、ホンダCR-Zついに登場
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
ホンダからスポーツハイブリッド「CR-Z」がついに登場!そのネーミングは「コンパクト ルネッサンス ゼロ」の略で、新しいコンパクトカーを創造するという志のもと、原点(ゼロ)に立ち返ってチャレンジする、という意が込められているという。既にCMなどでも広告展開され、発表前から注目度の高いCR-Z。まずは写真でお届け。
走りの機能美と先進的でクリーンなイメージを凝縮したデザインを目指したというスタイリングは、スポーティな走りを予感させるロー&ワイドなデザイン。低いフロントノーズからテールエンドまでつなげたワンモーションフォルムや、フロントフェイスに低く設定した大開口のフロントグリルなどにより迫力のある印象に仕上げた。ドアミラーやアウタードアハンドルも車体のフォルムに合わせた専用デザインだ。ライト類にはクリスタルをモチーフにしたデザインやLEDを採用し先進的な雰囲気を演出している。
アルミ鍛造のフロントサスペンションを採用したショートホイールベース&ワイドトレッドのスポーツシャシーは、60:40の重量配分で優れた操縦安定性を確保。アルミホイールはインサイトLS(2009年モデル)比で5kgの軽量化を図った。またボディには強度の高いハイテン材や軽量素材を多用。板厚や断面形状の最適化や結合強度を高めたほか、エンジン高の低減などによる低ボンネット化やボディ下面の空力処理などにより、乗用車トップクラスの空力性能を実現。これらの処理により走行性能や燃費性能、静粛性が高まった。
新たに採用された1.5リッターi-VTECエンジンに、IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を組み合わせたホンダ独自のハイブリッドシステムは、わずか1000回転~1500回転で最大トルク174N・mを発揮し、高回転域までストレス無く吹き上がる特性を持つ。トランスミッションはハイブリッドカー世界初となる6速MTのほか、パドルシフト付きCVTが設定され、MTでは124ps/174N・mを発揮。燃費は、10・15モード燃費でCVTが25.0km/リッター、MTが22.5km/リッターとなり、全車にエコカー減税が適用(減税率100%)される。そのほかエンジン回転に同調させた加速サウンドのチューニングも施している。
車内は、スポーツ走行に適した低いドライビングポジションやホールド性の高いフロントシート、運転席周りに必要な機能を集約しコクピット感を強調するなど、ドライバーのための空間設計がなされている。メーター中央に配置された大径の1眼メーターは、タコメーターのメモリから放射線状に広がるブルーの照明が未来感を演出し、メーター右下には燃費履歴や低燃費ドライブの状況を表示するエコガイドなどハイブリッドならではの情報も表示する。
またフロントピラーのスリム化と高曲率のフロントウィンドウの採用により、ホンダの量産車でもっともワイドな前方視界を確保したという。そのほか日常での使い勝手を考慮したというラゲッジは、容量214リッターを確保。リアシートを倒せばゴルフバッグ2個を積載できる。
パワートレーンや電動パワーステアリング、エアコンの統合制御により、3モードのドライビングテイストがワンタッチ操作で選択できる。モードは、ハイレスポンスで力強い走りと操舵性の高いハンドリングでFun to driveを強調した「スポーツ」と、走りと燃費を高次元でバランスさせた「ノーマル」、燃費優先の制御を自動的に行う「イーコン」の3つだ。これらはアンビエントメーターと連動し、ノーマル及びイーコンモード設定時は低燃費走行になるほどブルーからグリーンに変化、スポーツモード設定時は常時レッドに点灯してスポーツ感を演出する。
■スペック詳細はホンダ CR-Zのカタログで
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