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シビックが売れてもブランドの悩みは尽きない。モノ作りはビジネスなのか夢なのか?

シビックが売れてもブランドの悩みは尽きない。モノ作りはビジネスなのか夢なのか?

写真:本田技研工業

かつてのホンダ、ソニー、アップルは別格だったが…

そう考えると企業であり、モノ作りって実に難しい。あのアップルだってジョブズ没以降、過去最高益を出してもそれほどホメられないんだからして。要するにモノ作りであり、クルマ作りっていうのは、生活必需品を生み出すと同時に、夢作りも求められると言うことです。ここが本当に難しい。

例えば今後、中国メーカーがいくらクルマを売っても、世界的な憧れの対象にはおそらくならないでしょう。無表情で生い立ちのわからない体操選手がいくら金メダルを獲っても応援する気になれないように。

モノ作りはサービス業なのか、それとも夢追い仕事なのか。この線引きは案外曖昧で、トヨタもホンダも日産もマツダもパナソニックもソニーも基本同じように扱われます。しかし、かつてのホンダ、ソニー、アップルは明らかに別格だったのです。

今後モノ作りはアジアメーカー、特に中国メーカーの台頭によって様変わりするでしょう。一方、高級ブランドは欧米勢が相変わらずキープするでしょう。

夢を追いつつ、安くて良いモノも売る。この両立はますます難しくなる。今後は、もしやこの両立をするための分離であり新しい体制が必要なのかもしれません。VWとアウディを両方同時に作る、あるいはVWとポルシェを同時に生み出すような企業としての戦略が。

いかに効率とトンガリを上手に両立させるか。まったくの同時成立はますます無理になってきたような気がするのです。

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