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最速のポテンザ登場! RE-11Sを筑波で試す

低温から高温、ウェットまで

勘違いされる恐れもあるのでまずお伝えしておきたいのは、Sタイヤとは競技用タイヤであって、競技“専用”タイヤではないこと。だからこそ一般道も普通に走ることができる。しかも、無理すれば走れるというレベルではなく、安全も十分に考慮された上で走れる。RE-11Sでは、タイヤが温まれば絶大なるグリップを発揮するのはもちろん、冷えていても十二分なグリップを発揮するからだ。

さらに今回は試せなかったが、タイヤのセンター方向に三次元で掘られた「レーシングステルス3D溝」の溝が、効果的に水を“呼びこみ”排水性を高め、高いウェット性能も期待できる。競技用と聞くと、ドライ性能やグリップ力だけをとことん求めた印象を受けると思うが、サーキット走行やジムカーナ競技でも雨は降るし、タイヤがなかなか温まらない寒い冬場も走る。様々な環境下での性能全てを先代RE55S以上に求めたタイヤが、今回登場したRE-11S。耐摩耗性など未知数の性能はあるが、一般道でこのタイヤを履いたせいで怖い思いをする、そんなケースにはならないわけだ。

とはいえ、ワインディングをスポーティに走ろうとするとき、より気持ち良く走りたいから次はSタイヤを履こう…とは思わない方が良い。ボディの剛性や足回りを強化しなければSタイヤの本当の性能を引き出すことはできないし、逆にハンドリング特性がシビアになり過ぎて走り辛く感じるだけ。しかも、ノーマル車でこのタイヤをカーブで鳴かすほど追いこんだら、ボディに負担がかかり過ぎる。Sタイヤを履いたら、ドアの開け閉めでギシギシと音が出るようになったという話は、一昔前のクルマでは実際にあった。それほどまでにSタイヤとは通常のタイヤとは異なり、あくまでもセミ・レーシングタイヤなのだ。

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