アウディTTS、発売迫る 吉田匠の海外試乗レポ!
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:アウディ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:アウディ ジャパン
メルセデスともBMWとも違う独自のプレミアム路線を進み、それによって世界中で確実に成功をつかみつつあるアウディ。そのなかにあってTTというクルマは、ある意味ちょっと微妙なモデルだ。どこが微妙なのかというと、本当にスポーツカーと呼んでいいのか、あるいはスポーティなスペシャルティカーなのか、という点。ミドエンジンのR8は間違いなくスポーツカーといっていいクルマだけれど、という観点から見て、である。
初代A3と基本は同じプラットフォームを使って登場した初代TTは、今にして思えばスポーティなスペシャルティカーだった、といっていいのではないか。バウハウス的とされたスタイリングはたしかに個性的で魅力に溢れていたが、高速でのリフトが問題となった初期モデルの例を持ち出すまでもなく、そのドライビング感覚は真のスポーツカーに望まれるタイトな感覚にはいささか乏しいといえるものだったからだ。
そこへいくと2代目の現行TTは、横置きエンジンの前輪駆動および4輪駆動というプラットフォーム構成の基本中の基本に関してはアウディA3、および同じベーシックを使うVWゴルフVと共通しているものの、前後重量配分を適正にするという観点から主にシャシー前方にアルミを多用し、軽くする必要性の薄い後方にはスチールを用いたハイブリッド方式のプラットフォームを専用に起こすなど、独自のドライビングの世界を創生するということに関して、初代よりずっと真摯に取り組んだクルマなのは間違いない。
その2代目TTが新しいモデルが加わり、そのなかにTTSなるモデルがある。TTSの最後の「S」が意味するものが何かは、初夏の南ドイツでのテストドライブしてきた。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
【ギャラリー】2024年F1第6戦マイアミGP
トヨタ『カムリ』新型...ベストセラーはどこが新しくなったか?
Vストローム250SX専用! ZETA「アドベンチャー アーマーハンドガード」がダートフリークから発売!
ダイハツ[ロッキー]復活!! 物価高時代の頼れる味方スズキとダイハツの小型SUVを一挙公開!
「GT-R」じゃない方の「スカイライン」が面白い! 日産の「FR+直列6気筒」の伝統と魅力を再発見
世界的に注目される「ニュル24時間レース」も「偉大なる草レース」と呼ばれる! そもそも草レースって何?
マクラーレンのランド・ノリスが参戦110戦目にしてF1初優勝。角田裕毅7位【決勝レポート/第6戦マイアミGP】
ダムドが伊・OZ Racingとコラボしたネオクラシックホイール「Rally Racing 4×4」の受注を開始
幸運を呼ぶ男!? トランプ元米大統領がF1マイアミGPでマクラーレンを訪問。チームは政治的意図はないと釈明
600馬力のV12スーパーチャージャー搭載 ジャガーXJS、高性能レストモッドで復活
日本郵船、自動車専用船で使った固定用ベルトをRPF燃料に再資源化
最速の新型「クーペ“SUV”」世界初公開! 大排気量「V8」搭載の「SE」! 速すぎる「800馬力ウルス」中国に登場
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?
【セダン好き集合】北米新型「カムリ」本国価格発表 かっこよすぎ…日本でも売って欲しいぞ!
【実車を見てきた!】アウトドアなクラウン「ランドスケープ」新型展示イベントに登場!
【目からウロコ!】ランクル250が注文できなかった人へ、次の一手は何をするのがベスト?
【日本人は知らない】超高級車に超実用車! 成功が見えてきた新顔「アメリカンEV」の世界を紹介
【ついに乗ったぞ!】「ランクル250」オフロード試乗 プラドからの進化、300との違いを実感!