新3シリーズ、タイヤは 17インチを選ぶべし
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:菊池 貴之、StartYourEngines
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:菊池 貴之、StartYourEngines
新型3シリーズが日本に上陸した。今回試乗したモデルは日本市場でメインとなる2リッター4気筒ターボ。これに8速のトルコンATを組み合わせているので高級感も増していそうだ。パフォーマンスの高さだけでなく、環境意識が強いことも特徴と言える。
パッケージはBMWの掟とも言うべき前後重量配分50:50を守りつつ、居住性も犠牲にしない。後席に座ってもヘッドクリアランスに余裕があるので大人4人でロングドライブが可能になる。
328iのエンジンはダインサイジング・ターボとなり、245psと350Nmを絞り出す。最大トルクはわずか1250rpmとディーゼルよりも低い回転域で発生する。エンジンスペックを見ないで乗ると2リッターターボとはとても思えないほど低速で粘る。しかも、トルコンATと組み合わせているので、0~50km/h加速はトルキーで実に扱い易い。ツインスクロールターボや高精度な直噴インジェクターのおかげで、シルキー6に代替したこの直4エンジンは、さしずめ“シルキー4”と呼ぶに相応しい。
燃費が日本のJC08モードで15.2km/Lを達成しているのも立派だ。エコモードで走りながら燃費計を覗いてみて、イスから転げ落ちそうになった。瞬間的ではあるがモード燃費で走っているではないか! 日本では2リッターターボはスバルしか扱ってない。最近登場した新型レガシィの2リッター直噴ターボはCVTを組み合わせて300psを絞り出しているが、JC08モードの燃費はリッター12.4km/L。BMWの2リッターターボがいかに燃費が優れているのか理解できる。
燃費性能はエンジンだけでなく、空気抵抗・アイドルストップ・オルタネーター回生など多岐にわたる総合的な技術力が問われる。3リッターターボの335が近いうちに導入されるようだが、この2リッターエンジンが新しい3シリーズの魅力を十分に引き出しているのは間違いない。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ドリキン監修のヒョンデ「アイオニック5N」が登場! EV時代もカスタムの楽しさを提案するオートバックスに注目です!
どうなる次期マツダ・ロードスター「NE」は電動化? 「12R」発表現場で考える【東京オートサロン2025】
VW、マイナーチェンジしたゴルフRを1月下旬発売 内外装変更やエンジン出力向上 704万円から
【ダカールラリー2025】地元サウジアラビアのヤジード・アルラジ、四輪総合初優勝を果たす
レースじゃまずまず活躍したけど日本じゃマイナー! アメリカのスポーツカーメーカー「パノス」を知ってるか?
今年のモンテカルロはいつも以上に大変! ”4日間のマラソン”に向け、WRCチームはどんな準備をしたのか?
日野チームスガワラ、ダカールラリーの連続完走記録を『34』に伸ばす。トランスファケースの破断にも徹夜で対処
ヒョンデ・インスターの日本車キラーっぷりがヤバい! 軽自動車を研究して誕生したスモールSUV
異形すぎて戸惑う!?「丸くないハンドル」なぜ増えた 教習所の見方は? 固定観念を崩す動きも
スズキ「ジムニーL」「ジムニーJ2」が凄かった! まさかの「4WDじゃない」FRの街乗り仕様! 専用デザインがカッコイイ「2駆モデル」とは?
「車中泊女子」黒木美珠のVehicle&Life 【Vol.3】 安心安全で車中泊の練習にもってこいの「RVパーク」ってなに?
レンジローバー イヴォークの特別仕様車「PHEV キュレーテッド エディション」を240台限定で受注を開始
【どの時代のスカイラインが好きですか?】ハコスカ、ケンメリ、R32GT-RからR35、V37まで…カスタムした名車たちをご覧あれ
【買えるならマジで欲しい】東京オートサロン2025で見つけた市販されたら絶対手に入れたいクルマ5選
【SUVに乗ってる場合か?】シャコタン、エアロがカッケー!令和のスポーツカー「GR86&BRZ」のカスタムマシン大集合
なんだかんだ言われても「アルファード/ヴェルファイア」が無敵の理由
実質マイチェンでは? 「GRヤリス エアロパッケージ」は中身まで進化した“Ver.2.1仕様”だった【TAS25】
VW新型「ゴルフR」日本初公開…333PSに向上し意外とバーゲンプライス? 注目の「I.D.BUZZ」は今夏導入
【もう免許は不要】論者に贈る“自動運転の嘘”。テスラも未だ「レベル2」、実用化はずっと先な理由
【レクサス「RC」生産終了】“ファイナル・エディション”発売。「RC F」はエンジンもスペシャル…666万円から
現行型「スイフトスポーツ」をデカフェンダーでワイドボディ化。ブランド初のタイムアタック車両が気合十分
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!