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X2 試乗 BMWの新しい“偶数モデル”の提案をどう理解する?

515万円という価格はオジサンがターゲットかも

ブラック基調のインテリアや、ガッシリと質感の高いスウェード調シートには、イエローステッチが渋い。フロアマットのイエロートリムもキマってる。最初はアグリーだと感じていたフロントグリルやサイドステップのシルバートリムも、ちょっと子供っぽいけれどエクストリーム仕様としては頷ける。

このヤンチャな感じ、いいじゃないか!

とはいえ車両価格は515万円(税込)と、その点だけはちっとも若々しくない。それはBMWジャパンもわかっているようで、若者をイメージしながらもメインターゲットとなるのは40代以上の“若い心を持ったオジサン”のようだった。しかしボクらミドルエイジにとっても若返りはメーカー同様重要であるし、これを数年大切に乗ることで次の世代へユーズドカーとして渡してあげられるのなら、それでもいいじゃないかと思った。ご子息・ご息女にそのステアリングを握らせてあげるのも、かっこいいパパとしてはひとつの役目であるかもしれないし。

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