【噂は本当だった】日産が追浜工場での車両生産終了を正式発表。九州工場に統合…2027年度末に完了へ

日産 追浜工場

追浜工場での生産を2027年度末に終了へ

日産は7月15日、神奈川県横須賀市にある追浜工場での車両生産を2027年度末に終了し、福岡県の「日産自動車九州」へ生産を移管・統合する方針を発表した。これは、同社が進める経営再建計画「Re:Nissan」の一環として実施されるものとなる。

追浜工場では現在、「ノート」および「ノートオーラ」を中心に車両生産が行われているが、今後はこれらのモデルに加え、新たに生産予定の車種も日産自動車九州で製造されることになる。

なお、追浜工場の生産終了は工場機能全体に関わるものではなく、同地区内にある総合研究所、試験走行コース「グランドライブ」、衝突試験場、専用ふ頭などは、今後も変更なく事業継続される。

今回の決定について、日産のCEOであるイヴァン・エスピノーサ氏は「簡単な決断ではなかったが、持続可能な未来を築くために必要な一歩である」とコメント。従業員や地域関係者に感謝を述べた上で、「追浜工場の精神を引き継ぎながら、日産本来の価値を取り戻す」と語っている。

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