【噂は本当だった】日産が追浜工場での車両生産終了を正式発表。九州工場に統合…2027年度末に完了へ

日産 ノートオーラ

雇用と施設活用は今後協議へ

日産はグローバル規模での生産再編を進めており、Re:Nissan計画の下、工場稼働率を100％水準に維持するため、世界の生産拠点を現在の17拠点から10拠点に統合する方針を示している。日本においては、追浜工場の車両生産を九州に統合することが「生産能力」「コスト競争力」「投資効率」の点で最も効果的と判断された。

この移管により、国内での生産コストの大幅な削減を図るとともに、工場の競争力と商品収益性の向上を目指す。なお、関連するコストについては現在評価中であり、第1四半期決算にて開示予定としている。

追浜工場では1961年の操業開始以来、累計1,780万台以上の車両を生産。長年にわたり日産の主力工場の一つとして国内外への出荷を担ってきた。

なお、従業員約2,400名は2027年度末まで追浜工場での勤務を継続し、その後の雇用については労使間で協議のうえ決定される見通しである。

（終わり）

（写真：日産）