Eクラス クーペの技術 文系もわかるエコ解説
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:菊池 貴之
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もっとお金持ちに見えるクルマもある。もっとエコなクルマもある。もっと速いクルマもある。けれど、多くの現代人が理想型とする「豊かで美しく知的なライフスタイルの追求」という価値観を、これほど巧みに突いているクルマは他にはちょっと見あたらないのではないか。メルセデス・ベンツという自動車界最強のブランドに、美しいボディスタイルと、最新技術による優れた省燃費性能を組み合わせたE250CGIクーペは、間違いなく目下最強のライフスタイルカーである。
メルセデスが「戦略価格」と謳う668万円は、E350クーペに対して192万円、トップモデルのE550クーペと比べると427万円も安いが、これは決してなりふり構わぬ装備ハギ取りの結果ではない。本革シートこそオプションになるものの、ナビゲーションシステムを筆頭に標準装備は必要にして十分以上であり、お買い得感の高さは抜群だ。
しかし、E250CGIクーペの真価は「お買い得」などという、現実的には大切だけれども、一方で無粋な響きを含んだ言葉では説明しきれないところにある。たとえばお隣のガレージに350とか550のような、より大きな数字を付けたメルセデスが停まっていたとする。従来なら少々面白くない感じがあったのは否めないが、E250CGIクーペは違う。シリーズ最小のバッジを付けていながら、オーナーはその小さな数字をむしろ誇りに思えるし、周囲からも賢く見られる。排気量が大きければ大きいほどエラいという旧来の価値観を、エコロジーというキーワードによって見事に打破してみせたことこそが、E250CGIクーペのトピックだ。
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