新型ゴルフ トゥーラン、エコカー減税で敵ナシ
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
一方、個人的にトゥーランで気に入っているのは、そのマジメっぷりというか、ドイツ人らしく理路整然としたパッケージングだ。
フロントはもちろん、セカンドシートに乗ってまず感じるのは、より乗客を寝かせず、立った姿で座らせるポジション。これはトゥーランのボディが全長わずか4.4mながらも7人座らせる最大のポイントとなっており、非常にドイツ人らしい合理的な考え方だ。人を寝かせて座らせるのは高級車、あるいはスポーティカーの証明だと思ってるメーカーもあるようだが、ある程度背筋が伸び、バスのように座れるクルマも悪くない。疲れないし、視界も姿勢もよくなる。
さらにユニークなのは取り外して使える3席独立式のセカンドシートだ。これは収納するガレージさえあればラゲッジを広くすることが可能だし、実際、トゥーランは最大1900リッターまで広げることができる。そして感動的なのはそのシート自体のクオリティで、いちいちカチカチと正確に作動する上、非常に重い。つくづくドイツ車はマジメすぎるくらいマジメに作られてるなぁ、と感じるのと同時に、質感にここまでこだわったメーカーもないと実感する。
それはある意味、スタイルの良さよりパッケージ効率の良さを優先する部分にも伺え、個人的にはトゥーランこそ現代のゴルフではないかと考えている。初代ゴルフは、その単なる箱のようなボディに詰まった、圧倒的走りと実用性と質感に感動させられた。またその虚飾を省いた質実剛健な姿勢は、日本人が考えるドイツのイメージそのものだった。同質の感動は今、ノーマルゴルフよりこのゴルフ トゥーランにあるのでは? 私にはそう思えるのだ。
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