マツダCX-3がマイチェン。新開発エンジンやタイヤ、先進技術と内容充実
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之、マツダ
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之、マツダ
5月17日、マツダは同社のコンパクトクロスオーバーSUV、CX-3をビッグマイナーチェンジした。マツダはこのところ1年に1回という定期的なペースで各モデルに改良を加える“年次改良”を実施しているが、今回は内外装からエンジン、足回りにいたる本格的なビッグマイナーチェンジになっている。目立つトピックを見ていこう。
見た目ですぐ判るのはインテリアだ。パーキングブレーキが電動式になり、レバーが無くなったセンターコンソールはコマンダースイッチ周りを含めて全面的に刷新され、アームレストとマルチボックスが追加されている。後席センターアームレストにも開閉式カップホルダーを採用。また、助手席側にのびるインパネパッドの形状や、シートの仕立てなども上質感が高められた。
一方、エクステリアはグリルのフィン形状やアルミホイール、クロームモールのデザイン変更、そしてリアコンビランプのデザインが変更されている。
走り面ではまず、CX-8やCX-5と同様に燃焼効率やノック音低減に効果のある急速多段燃焼を採用する、1.8Lディーゼルエンジンを新開発(従来は1.5Lディーゼル)。2.0Lガソリンエンジンもピストン形状や燃料噴射周りが最適化されている。ディーゼルは排気量が増しているものの、改良ガソリンエンジンと共に実用燃費が向上しているという。
さらにマイナーチェンジでは珍しくタイヤ(215/50R18、トーヨー・プロクセス)も新開発。同時に前後サスペンション(ダンパー径UPやマウント構造)などにも手が入って、滑らかな乗り心地や応答性が高められた。また、前後ドアパネルや後ドアガラスの板厚、ヘッドライナーの厚みを上げるなど、静粛性の向上にも本格的な手が入っている。
先進安全性能では、夜間の歩行者検知機能や、停止までの全車速で追従するようになったアダプティブクルーズコントロールの搭載が大きい(従来の下限は30km/h)。また、自動防眩ルームミラーが標準装備された。価格はガソリン車の20Sプロアクティブ(FF)で5万円弱、ディーゼル車のXDプロアクティブ(FF)で3万円弱の上昇などとなっている。
次のページ>>スペック
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
トヨタ「GRヤリス」コンプリートカスタムカー公開! ド迫力の“ロー&ワイド”ボディ! トムスのレーシングDNAが詰まった“高性能化エンジン”搭載の「“爆速”ハッチバックスポーツ」とは
フォルクスワーゲン ゴルフの大幅アップデート版「8.5」登場、GTIは最高出力265psに
トヨタGR、『GRカローラ・ラリーコンセプト』を東京オートサロンでサプライズ発表
新旧2台の日産『エクストレイル』がコーヒー&レコードで“チル”なカスタマイズ…東京オートサロン2025
「これは車線変更できないわ…」 関越道の「謎の緑の線」ついに追加設置 “冬の関越が渋滞しない”が現実に!?
斬新「セレビア」がスゴイ! “4人乗りミニバン”に「FR×SRエンジン×5速MT」採用! “シルビア顔”でスポコン仕様な花壇自動車大の「カスタム“セレナ”」とは?
アル-アティヤ、不満をFIA会長に書簡でぶつける「ダカールラリーを全く楽しめていないんだ」
【共通点は人に寄り添う】ミライースGRスポーツから災害救助車まで、ダイハツの姿勢に注目!
なぜトヨタ「クラウン」を左ハンドル化? ホットロッド風に魔改造した「ハッタリカー」の次なる目標はチョップドルーフ化です
【一大事!】このクルマ?希少かつ貴重なビンテージBMWが盗まれる 1931年製BMW 319/1が盗まれた・・・痛ましい・・・
最後の内燃エンジン・ジャガーに乗って思う、新時代への期待【新米編集長コラム#14】
市販化は近い? 可変リアウィング搭載の『GRヤリス エアロパッケージ』…東京オートサロン2025
Z世代のカスタムカーはサイバーバーパンク。三菱公式・メタルギアの世界を表現した「アウトランダー」の可能性
【もしかして800万円超え?】500台限定のSTIコンプリートカー「S210プロトタイプ」の内容がすごかった
【マツダ6復活!?】新型「マツダ6e」が欧州で初公開。流麗な大型セダン日本導入の可能性は?
【見た目でヤラれそう】BMW「M5」の豪華パッケージ仕様はクルマ好きに刺さる“視覚のギミック”が別次元
ミッドシップ4WD×新開発2.0Lターボ。「GRヤリス M コンセプト」は何モノ? 市販化は? 開発主査を直撃した
【コンセプトは都会の夜釣り】その名も「フロンクス シーバス ナイトゲーム」シティ派SUVがアクティブスタイルに変身
限定モデル「12R」は700万円後半。初の2L幌付き「ロードスター」登場。標準モデルは500万円台前半
「GRヤリス」のミッドに新開発2.0Lターボってまさか…!? 気合い入りまくりのトヨタブース展示内容まとめ【TAS25】
【500台限定!抽選販売で700万超えは必至か?】STI謹製コンプリートカー「S210プロトタイプ」公開
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!