アウディRS6アバント、新エンジンの走りは?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:中野 英幸
乗り手すら威圧するかのようだった先代RS6のことを振り返ってみると、新型はずいぶんと洗練されたなという印象である。全体に軽快感が際立ち、間口も確実に広がっている。
しかしながら、それも善し悪しで、先代で感じた特別感、RSモデルならではの深さや濃さが、薄れてしまったという感も、やはり否めないところではある。特に日常域では、S6でも十分じゃないかという思いも頭をよぎってしまった。
それは外観にしても同様で、フェンダーのフレア具合なんてあまりにきれいに溶け込み過ぎていて、かつてのRSモデルが楽しませてくれた、良い意味での後付け感のようなものが無い。あまりにきれいにまとまっていて、パッと見ただけではSなのかRSなのか判別しにくいのだ。別に下品に下世話になる必要などまったく無いけれど、もう少し自己顕示欲を満たす演出でもいいかもしれないな、とは思う。
あるいは、それはクルマだけの問題ではないのかもしれない。これが特別なモデルならば、パフォーマンスはもちろん、テクノロジーも、そこに込められた思いも、クラフトマンシップも歴史も、もっとアピールされていていいのではないだろうか。
その辺りが巧みなのが、ライバルであるAMGやMである。RS6アバントは、たとえばE63 AMG ステーションワゴン(1557万円)より、わずかながら安価な1520万円に設定されているが、このクラスでの戦いで求められるのは単にパフォーマンスや価格だけではない。背後にある情緒や物語性がそれと噛み合った時にこそ、"買い"スイッチが入るはずなのだ。
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