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新型パサート、圧倒的なクオリティと存在感

全方位でのバランスに優れるが……

運転支援システム、そして安全デバイスも最新のものが奢られている。シティエマージェンシーブレーキに歩行者検知機能が付いたり、駐車時などに超音波センサーが反応しない位置にある障害物をカメラ情報によって検出する機能が付いたりと、すでに世に出ている装備もアップデートが図られた。

見た目、走り、装備のどれを取っても新型パサートは、非常に充実感が高い。試乗中、脳裏には「これじゃプレミアムブランドのモデルも形無しじゃないか」という思いが浮かんできていたほどだ。

強いて言えば、走る歓びは濃くはない。全方位にバランスが取れ、非常によく出来ているけれど、味わいには欠ける。実は前出のシャシーセッティング担当者は何と以前はポルシェで同様の仕事に就いていたということで、だとしたらもう少し…と思ってしまうのだが、しかしそれがフォルクスワーゲンだとも言える。そもそも、ゴルフだってそうだが、これだけ圧倒的なハードウェアの質の高さを見せられたら、説得力としては十分である。

そう、完成度の高いクルマで理性的にはその実力を認めても、エモーションをかき立てる何かが足りない。これまでのパサートはそんなクルマだったが、新型パサートはその方向性をかくも突き詰めることで、息を飲むほどの存在感を発揮することに成功した。こればかりは写真で見るより実車を目の前にした方がハッキリ伝わりそうなのが歯がゆいところだ。

その日本でのお目見えは、来年の中盤辺りとなりそう。まずは1.4TSIのセダンとヴァリアントが揃えられるはずだが、更にその先の話としてディーゼルエンジン車の導入も検討されているようである。実現、ぜひ望みたいところだ。また、パリサロンで発表されたプラグインハイブリッドのパサートGTEも、上陸の可能性は低くないはずである。

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