カローラの内装におけるアピールポイントは?グレード別の特徴も解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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カローラは、50年以上の歴史のあるトヨタの人気モデルです。スポーティで洗練されたボディや先進的な装備で、現在も世界中で人気を集めています。ロングセラーモデルのカローラに興味をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、カローラの内装におけるアピールポイントや、グレード別の特徴を解説します。カローラの内装を知りたい方や内装の違いから自分に合ったグレードを購入したい方の疑問も解決しますので、ぜひ最後までご覧ください。
カローラは日常使用やスポーツ走行など、幅広い目的に適したグローバルセダンです。デザイン面でも機能面でも魅力的な内装に仕上がっています。
ここでは、カローラの内装における主なアピールポイントを紹介しますので参考にしてください。
カローラの内装は、2019年9月のフルモデルチェンジで大きくアップデートされました。例えば、インストルメントパネルを薄型・ワイド化して開放感を演出しつつ、部品に統一感を持たせた質感のアップです。
内装色は、グレードによってブラックとホワイトの2色が用意されています。いずれも上質な色合いですが、ブラックはシックな印象、ホワイトはクールな印象です。
見た目だけでなく快適性も向上しました。一部のグレードの前席にスポーティシートを採用し、座り心地の向上とともに後席の足回りスペースも拡大しています。フロントドアに細いAピラーを採用し、より広い視界を確保しました。
さらに2021年7月のマイナーチェンジから、オプションで「ナノイーX」機能の設定が可能です。ナノイーとはウイルスや菌の抑制に貢献する微粒子イオンで、ナノイーXはナノイーの10倍量を放出します。
近年の自動車において、車に通信機能を持たせる「コネクティッドサービス」が一般的になりつつあります。カローラも例にもれずトヨタのコネクティッドサービス「T-Connect」が利用できるディスプレイオーディオが用意されていますが、エントリーグレードはオーディオレス仕様であることには注意が必要です。
スマホアプリとの連携により、離れた場所からドアロックの施錠忘れやハザードランプの消し忘れといった車の状態を確認できます。また「エージェント」と呼ばれる音声対話サービスとの連携が可能となっており、「ヘイ、トヨタ」と話しかけるだけで目的地の検索やセット、ニュースや天気の読み上げまでハンズフリーで実行可能です。
カローラの内装には、全グレードで充電用USB端子を標準装備しています。ドライブ中もスマートフォンを充電できるため、ロングドライブでも充電が切れる心配がありません。
端子の個数はグレードごとに異なり、最上級グレードの「W×B」では3個備えています。スマートフォンだけでなく、タブレットやゲーム機など複数の機器を一度に充電が可能です。
DCMが搭載されている点もカローラの内装の魅力です。DCMとはData Communication Moduleの略で、車専用の通信機を指します。365日24時間サーバと通信し、オペレーターへの接続や車から離れている際のセキュリティなど、さまざまなサービスを利用可能です。
通信接続の作業もなく、通信量を気にする必要もありません。スマートフォンや携帯を所持していない方も簡単に利用できます。
カローラの内装はグレードごとに異なります。例えば、オプション装備のナノイー機能や9インチのディスプレイオーディオは「G-X」では設定できません。
そのためカローラを購入する際は、自分の求める装備と価格を満たしたグレードの選択が重要です。ここでカローラのグレードごとの新車価格と内装の特徴をチェックしましょう。
以下、カローラのグレード構成と新車価格です。同じグレードでも駆動方式やエンジンタイプで詳細に価格が決まっています。以下ではエンジンタイプによる違いが分かるように記載しましたので、参考にしてください。
■グレード別新車価格
G-X:193万6,000円
S:213万9,500円
W×B:231万5,500円~242万4,400円
HYBRID G-X:240万3,500円~260万1,500円
HYBRID S:257万4,000円~277万2,000円
HYBRID W×B:275万円~294万8,000円
(2022年5月13日時点の情報です)
カローラのエントリーグレード「G-X」は、比較的シンプルな装備です。シートやドアアームレスト、センターコンソールボックスにはファブリック素材を使用しています。
シートやドアトリムガーニッシュ、インサイドドアパネルなどはブラックカラーです。エントリーグレードとはいえ、十分快適で上質な内装に仕上がっています。コストパフォーマンスを重視する方におすすめのグレードです。
カローラの中間グレード「S」は、助手席シートバックポケットやセンターコンソールボックスのスライドアームレスト機能、上級仕様のフロントシートなど、快適装備が向上します。このグレードからオプションで前席のシートヒーター機能も装備可能です。
また、インストルメントパネルのパッド部分とドアトリムショルダーにステッチが入ったり、ドアハンドルやドアトリムガーニッシュにシルバー塗装が施されたりと、デザインの質感もアップしています。
「W×B」は、フロントのスポーティシートや6:4分割可倒式のリヤシート、ステッチ付合成皮革巻きのドアアームレストやセンターコンソールボックスなど、最上級グレードにふさわしい装備が施されています。
シート素材は合成皮革+レザティック素材です。ベースはブラックカラーですが、オプションでホワイトも選択できます。洗練された贅沢な空間を求める方やホワイトカラーを選択したい方におすすめのグレードです。
車の内装は収納力も重要です。特に買い物やアウトドアに使用する場合、収納スペースが多いほど利便性は向上します。
カローラの内装には、どれだけの収納スペースが確保されているのでしょうか。ここでカローラのシート周りや荷室の収納性について紹介します。
カローラの内装は、グローブボックスやカップホルダー、コンソールボックスやコンソールトレイなど、シンプルながらも必要な収納はそろっています。グローブボックスは車検証や自賠責保険証などの書類、フロントコンソールトレイはスマートフォンや手帳などの収納に便利です。
フロントコンソールボックスは深さがあるため、メイクポーチやメガネなどのさまざまな種類・大きさの荷物を適切に収納できます。
カローラの荷室容量は、通常時で380L~429Lです。9.5インチのゴルフバッグであれば3個収納できます。
6:4分割可倒式リヤシート(トランクスルー機能付)は、柔軟なシートアレンジでスペースの拡大が可能です。荷物の大きさに合わせて、リヤシートの片側または両側を前倒しにできます。
車内サイズも室内長1,830mm×室内幅1,510mm×室内高1,150mmと広いため、ギター程度の長さの荷物は片側を倒すだけで十分に積載可能です。
内装をカスタムすれば、より自分好みの内装を実現できます。カローラはカスタムにも適した車です。しかし不用意に変えてしまうと、理想とはかけ離れた内装になるかもしれません。
そこで、カローラの内装におすすめのカスタム方法を紹介します。カスタム初心者の方もぜひ参考にしてください。
カローラの内装は、ブラックもしくはホワイトが基調です。シート・ドアトリム・シフトノブ・アームレストといった装備がシックにまとめられているため、アクセントを入れるだけでも自分好みに印象が変えられるでしょう。
例えば、純正アクセサリーには「チタニウムグレイン」や「木目調」のインテリアパネルが用意されています。また、足元をブルーの間接照明で照らす「インテリアイルミネーション」もおしゃれに演出できるためおすすめです。
中古車で車両価格を抑えれば、その分カスタムに費用を使えます。カローラの中古車相場は145万円~283.2万円です。最低価格だけで見れば、新車よりも50万円ほど安く購入できます。
中古車購入の醍醐味は、旧型モデルも選択肢に入れられることです。現行モデルよりも安価な傾向であるため、カスタム目的の方は狙い目として覚えておきましょう。(2022年5月13日時点の情報です)
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