ジャガーXFに海外試乗! ジャガーの癒しは健在か
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
エンジンラインナップは3リッターV6、4.2リッターV8、そして4.2リッターV8スーパーチャージャーの3種類となる。いずれも6速ATが組み合わされる。国際試乗会では、V8の2モデルが用意された。
新生ジャガーは、見た目のみならず、走りにも現れていた。レトロではなく現代風な走りの良さ、精度の高さがありながら、ジャガーネスも色濃く感じることができる。ステアリングの操舵力は軽めだけれど手応えはある。既存のモデルに比べてフリクションがなく、スムースで落ち着いたステアフィールにも好感を抱く。そして、すべての動きがこのステアリングのようにスムースでしなやかであることを、走り出して間もなく実感できた。
スポーティさもある。たとえばドイツ車は、アウトバーンに代表されるハイスピード領域を意識して、ボディの姿勢変化を極力抑えた「フラットライド」を良しとする。その点、XFは、ロールもピッチングもそれなりに許容する。しかし、その動きのスピードが速すぎず、懐深いので不快感や不安感はない。ドイツ車の無機質な乗り味に対して、XFは非常に有機的な、動物的なしなやかさがあるのだ。
V8モデルは19インチタイヤを装着していたが、乗り心地も快適だ。ネコ科の動物の、ヒタヒタと足音を立てずに歩くようなマイルドさとでもいおうか。ドライバーに限らずパッセンジャーシートの乗員もきわめて快適にいられるというのが、ボディの動きがちゃんと制御されている大きな証拠だ。運転していてもパッセンジャーシートにいても、五感が「リラックス」しているのを実感できる。そんな、ジャガー特有の「癒し」は健在なのだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
最近スズキのデザイン良すぎない? [新型ディザイア]のスタイルがイケすぎな件
父と同じ道を進む佐藤凛太郎「早く慣れてQ1から攻められるように」/第71回マカオGPプレビュー
EVだけは無理ない? ”300万円超え”予想の[新型ハスラー]登場か!! ガソリンモデルはどうなるの!?
【制限速度は350km/h!】マクラーレン史上最速モデルW1が日本初お披露目!
クルマ買うなら[ハイブリッド]? [PHEV]? いったいどっちがいいのだろう?
約2890名が受講した「ラリー教室」が無事に全行程終了! 最終回には新井選手が登場して校庭でデモランを披露…「開催リクエストが増えているみたいです」
TC2000王者ペーニャがプジョーで2勝目、僚友カルドゥソも選手権首位を奪還/TCR南米第9戦
ニュルブルクリンクを7秒超短縮! 小変更 アウディRS3へ試乗 シャシー技術を大幅アプデ
マフラーで有名な「ロッソモデロ」がなぜモータースポーツ部門を?…「全日本ラリー」「筑波タイムアタック」「eスポーツ」で次世代のクルマファンを増やしていきます
農機のヤンマー「やけにかっこいいトラクター」を発表 部品共通化で“建機”に “船”にもできる!?
絶対王者は予選ヒート時点で“7冠”達成。決勝では両日ともに初優勝者が誕生/WorldRX最終戦
F1レースディレクターのニールス・ヴィティヒが辞任。FIA F2などで同職を担うルイ・マルケスが後任に
2635万円のメルセデス・ベンツ「完全電動Gクラス」試乗 最重量級3トンオーバーの走りやいかに?
オシャレでお値打ち! 来春日本発売の「インスター」はどんな車? 現時点では苦戦必至…勝算は?
ポルシェ「タイカン」に伝統のスポーティ仕様「GTS」と4WDの「4」が追加。航続距離は先代比+120km
「アウトバックはそうなっちゃうの?」日本は売らない新型がワゴンを捨てベタなSUVになる説は本当か
モデリスタが「ランクル250」を魔改造!! サイバー×ミリタリーなオフ仕様が凄い。反響によっては市販化も
スズキが印で公開の新型「ディザイア」ってどんな車?累計270万台以上の大ヒット、124万円~と激安
【変わりゆく市場】トヨタの象徴「クラウン」2台はなぜカー・オブ・ザ・イヤー10ベストに落ちたのか?
走り出すとそれは、紛れもなくハチロクだった…伝説の「TRD N2 AE86レビン」が筑波で再び蘇った日
【アンチEV】トランプ再選で“日本車に追い風!”論は脳天気。イーロンがトランプを推した本当の理由
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!